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読響ーハンス・ロット、プフィッツナーチェロ交響曲 [コンサート]

 二年近く前、未知の曲、ハンス・ロットの交響曲の演奏に参加するにあたり、連れ合いが、市販されているCDを次々買い揃え、聞き比べた結果、自分はヴァイグレのCDを練習の手本に選んだ。音楽が自然で誇張も煽り感もなく、上品だったからだ。
 今年の二月、神奈川フィルとN響のロットを聴き、今回は読響。CDのイメージ通り、穏やかなテンポで、精神的に安定感がある。Hr.は6本、二本増やしただけで、この日の舞台横の席からでは、Hr.の音量が強調されたり、弦楽器全員がむしゃらに弾いている感じはなかった。ヤルヴィの演奏と比べると、エキサイト感は低い。これは好みの問題だが、マーラーに負けず、弦楽器も4楽章は力勝負であるところを、もう少し見せて、聞かせて欲しかった。
 プフィッツナーという作曲家も、このチェロ協奏曲 も初めて聞いた。とてもロマンティックで2楽章しかないが、美しいところばかりだった。ヴァーグナー的と解説に書いてあったが、私が感じたのは2楽章で繰り返されるワンフレーズがヴァルキューレを思い起こさるところ。短い曲なので、ソリストも余力があり、何とアンコールに、バッハ6番のプレリュードを演奏してくれた。コンチェルトの時のように、ロマンティックに。
 チェリストのことも知らなかったので、後で調べたら、今年バッハ無伴奏全曲CDを発売しており、数年前、ドイツで広告かネット記事で見た、DBの駅でバッハを演奏していた、あのチェリストだった。
指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
チェロ=アルバン・ゲルハルト
プフィッツナー:チェロ協奏曲 イ短調(遺作)
ハンス・ロット:交響曲 ホ長調
サントリーホール
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新日本フィルーブルックナー:交響曲第7番 [コンサート]

 9年前、マエストロ上岡/ヴッパータールのオケの演奏を、東京で初めて聞いて以来の生演奏。その間映像では指揮者の姿を見たと思う。
 マエストロが見せてくれるブルックナーの世界は、私のイメージにある、冷静さの中で構築され、じわじわ広がる音楽ではなく、躊躇なく次から次へと人の感情を揺さぶり、まるで腕を捕まれ、音の中に引き込まれるような、抵抗し難い感触だった。コンマスはヴァイオリンを、高く持ち上げ、立てて弾いたり、ひねったり、指揮者に応えるコンマスのエネルギー溢れるパフォーマンスが絶品だった。マエストロの印象は以前と変わらず、ブルックナーなのに、エンターテインメントのようで、一瞬一瞬にエキサイトした。
 出だしのVn刻みは、無から湧き上がるようで、Vcのメロディーは優雅だ。A-Dur ならではの開放感が紡ぎだす響きは、舞台上の音というより、自分の今置かれた空間そものの音、舞台との一体感という言葉そよく聞くが、こういうことなのじゃなあと感じた。
 シューベルトは、オケにお任せで、小節の頭のきっかけを指揮棒で与えた後の歌い方は、コンマス一任という感じ。優しさと温かみを感じる演奏だった。音を投げ出すような指揮ぶりは、嫌いではない。楽しいコンサートだった。
シューベルト:交響曲第4番 ハ短調 D417 「悲劇的」 Schubert : Symphony No. 4 in C minor, D417 “Tragische”
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 Bruckner : Symphony No. 7 in E major, WAB 107
指揮:上岡 敏之 コンサートマスター:崔 文洙(チェ・ムンス)
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Alles leiwand in Österreich オーストリアの素晴らしさ [講演会]

 2019年は日本オーストリア友好150年の年、日独協会でもオーストリアの話題が取り上げられた。
 今回は意外と知らないオーストリアの有名人と、オーストリアだけで使われる単語が紹介された。写真の8人のうち、右上の角3人しか認知していなかった。
 講師はバイエルン出身だが、子供の頃、祖母のいるオーストリアへ行き、違う方言に接した印象があったとのこと。
 Karl Farkasのコメディー映像、日本でも人気があったというFalcoというロック歌手など、接してみれば、そう遠い感じはしなかった。
 単語に関しては、体験済みのもの、想像がつくものも幾つかあった。Baba という単語、意味はAufwiedersen なのだが、6月にWien で結構言われた言葉で、やはりbye-byeのなまりだったのか。なるほど微妙な音だった。表題のleiwand の意味は super!

講師: Markus von Freyberg 先生(日本大学 ドイツ語講師)
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METライブビューイング「ジークフリート」 [映像・放送]

 お盆休みに、METのジークフリート映像を、連れ合いが見たいとのことで、東銀座の東劇へ行った。私は8年前にこのリングチクルス映像は新宿の大画面で見ており、当時の感想を今読み返しても、違和感は無い。なぜか、幕間のインタヴューは良く覚えていた。
 ただ、今回感じ入ったのは映像の中のジークフリートだった。この8年の間に、バイロイトでカストロフのリングを何度も見て、その他、シラー劇場や、ライプチヒ、パリ、エッセンでもジークフリートを見ている。どうも場面や舞台に気を取られてしまい、或いはカストロフを何度も見て慣れすぎてしまったのか、大前提であるジークフリートの、本来感動的な成長物語が、いつの間にか付けたしのようになっていた。しかし、大抜擢のモリスのインタヴュー効果も相まって、久しぶりに接する、台本通りのジークフリートに感情移入してしまった。歌手各々が自分の役について話すことで、舞台の魅力が増す。
 好きな場面は言葉を聞き、後は日本語字幕で楽しむのも悪くない。以前は、歌手の表情がアップになり、声量が補強され、オケの音量をしぼる「METライブビューイング」は気に入らなかったが、歳とともに、何事にも期待感が減ってきており、映像で、必要以上に感情をを出す効果も良しとしようと思った。ジーゲルのミーメ役は久ぶりに見て、やはり最高の演者だと思う。生の舞台と映像は全く違うもので、代用にはならないが、理想の上演を探す旅もそろそろ終わりに近づき、執着を捨てることにも慣れて来たこの頃だ。
指揮:ファビオ・ルイジ
演出:ロベール・ルパージュ
出演:ジェイ・ハンター・モリス、デボラ・ヴォイト、 ブリン・ターフェル 、パトリシア・バードン
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トゥーランドット オペラ夏の祭典 東京文化会館 [オペラ(国内)]

 バルセロナ交響楽団の正式名は、Barcelona Symphony and Catalonia National Orchestra。多分新国立劇場のオーケストラピットに初めて入る海外のオケだ。長い道のりだった。海外でも広く認められている指揮者大野さんが、ようやく芸術監督を引き受けてくれて実現した記念すべき公演。しかし、私はチケットを買えず、東京文化会館の公演へ行った。残念ながら舞台は良く見えず、4階サイドの席からは、舞台セットや衣装をはっきり認知するのは不可能で、物足りない気分だった。双眼鏡の視界を確保できる隙間すらない。もっとも、トゥーランドット姫だけは、最後以外、直立不動なので、聴いていてストレスは無い。
 オケは素晴らしかった。バルセロナ交響楽団を聞くのは初めてだが、印象として、しっかり大野さんのコントロール下にあるという印象だった。放っておけば、もっと強烈な音色で下品に金管も鳴らしたりはしないだろうか。そこが、この作品の特徴だと経験から思っていたが、この演奏は下品と上品の境にあり、幾らか上品な方に傾いていて、音も日本的に暗めの印象だった。プッチーニはどのくらいの音量を想定していたのだろう。改めて、一度スカラ座のトゥーランドットを聞いてみたいと思う。
 ピンポンパン登場のとき、まず、あれっと思った。意外と打楽器(シロホンみたいなアレ)がおとなしかったのだ。その後も、人情劇の繊細さを壊さないぎりぎりの線で、美しい大音量だった。
 演出はずっと台本通りのようだったが、最後に大きなアクシデントが起きる。
 歌手も皆素晴らしく、テオリンは勿論、カラフ役のイリンカイは初めて聞くが、ジークフリートを歌ってもらいたいような、声質だった。リュー役の中村理恵さんの声が、とても綺麗で優しく、か弱いリュー役には、これまで、あまりお目にかからないが、日本人の華奢な感じは、合っていると思う。
 気づけばトゥーランドットは10年以上、上演を聞いて(見て)いなかった。そのせいか、今さらながら、カラフは自分勝手かもしれないと気づく。ジークフリートの幕切れのような台詞で、ブリュンヒルデを追い求める場面と同じではないか。しかし、ここでのリューの献身的愛は美しく、非情なトゥーランドットを愛に目覚めさせるという原典の願いは美しい。

■トゥーランドット:イレーネ・テオリン
■カラフ:テオドール・イリンカイ
■リュー:中村恵理
■ティムール:リッカルド・ザネッラート
■アルトゥム皇帝:持木 弘
■ピン:桝 貴志
■パン:与儀 巧
■ポン:村上敏明
■官吏:豊嶋祐壹
指揮 大野和士
オーケストラバルセロナ交響楽団
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ピアノ・クインテット・コンサート~揺れ動く時代が生み出した渾身の五重奏~ [コンサート]

 国際音楽芸術振興財団の無料のコンサートがあった。18時に店に着くと、外まで行列が出来ており、しまったと思ったが、列は整然と進み、18時半に開場し、幸い一列目で聴くことができた。ヤマハホールは舞台が低く、室内楽を近くで聴くのに適していると思う。
 ピアニストの松本さんが演奏前に曲目解説をして下さり、無料コンサートに来る客層に不安があったようで、クラシックを聞くのが初めての人?と会場に声をかけるなど、正直なお人柄が垣間見えた。
 ショスタコーヴィチは内面の意味はともかく、初めて聞くには綺麗な曲だった。ホールの遠鳴り状況は分からないが、間近で聞く弦楽器3人の音色が合っており、Vn近藤さんの音色が綺麗でしかも少し甘い感じがとても美しかた。激しくとも弦の雑音が無いのはさすが。Vc江口さんの音が綺麗なのはよく知っており、期待通り、重量感と透明感を兼ね備えた、心地良いチェロの音だった。Vla も堂々とした音色で、5人のバランスも良く、Pfの温かな音はお人柄か、とても自然に音楽が流れていった。
 ドボルザークは、1Vnが上里さんに交代し、まさに模範演奏。充実した内声のハーモニーを堪能し、音楽の起伏と終盤の盛り上がりが凄かった。梅雨時にさわやかな演奏を聞かせていただいた。

銀座ヤマハホール
・ショスタコーヴィッチ ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57
・ドヴォルザーク ピアノ五重奏曲 第2番イ長調 Op.81 B.155 他
松本和将(Pf)安藤裕子(Va)近藤 薫 (Vn)上里はな子(Vn)江口心一(Vc)
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ベルリン~ミュンヘン~羽田フライト [ドイツ]

 旅程を変更し、現地でLHベルリン~ミュンヘンのチケットを買い足し、羽田までバゲッジスルーで帰国した。久しぶりでテーゲル空港を使ったが、今回初めてSバーンのBesselstr.駅で空港行バスTXLに乗り換えるルートを使ってみた。通勤時間でもあり、バス停にはかなり人が集まっていた。TXLが来ると一斉に人が乗り口に群がるが、乗り切れず、非情にも、人を押し出すようにドアが閉まる。そして、黙って次を待つ光景がとても冷静で、日本だったら押し合いへし合い、無理に乗り込もうとしそうな気がする。急ぐならタクシーを使えという意味が分かった気がする。たった、2.8ユーロで行かれるのだから、黙って待つというわけか。
 テーゲルでは、LHバゲッジドロップのカウンターがチェックインカウンターと離れた違う場所になっていた。チェックインはしてあるので、狭い通路を通って手荷物検査に向かう。空港が小さいので、奇妙な動線に感じる。現地ネット購入したWebチケットはとても親切で、空港への到着時間の指定がとても早かったのはバゲッジドロップとの距離だと分かる。Webチケットも何度も送って来て、とても安心感があった。
 ミュンヘン空港はWi-Fiの接続がとても良いので、ストレスなく、空港で過ごすごとができる。Nespressoの立派な自動販売機(€2)を初めて見た。巨大なドイツサイズが微笑ましい。
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コンスタンティノス・カリディス、ベルリン・フィルデビュー [コンサート]

 残念ながらDBは信用ならない。余裕を見てKielから予定より1時間早いREに乗ったのに、Hamburgまでも行かれず、全員途中で乗り換えさせられ、ぎゅう詰めで、通路に座らされることになった。こんなに簡単に代替の車輌が手配できるのは、日本では考えられない。代替車輌より、元の列車を予定どおり走らせることに、全力を尽くしてもらいたいものだ。
  ベルリンフィルの指揮者Constantinos Carydis は初めて聞くが、ベルリンフィル・デヴューとのこと。指揮棒なしで、手のひらをこねくり回し、腰を低くしたり、全身で指揮していた。
 モーツァルト、特にプラハがベトっとしているのが、珍しく感じられた。聞きなれないGPもあった。
 前半のショスタコ は、曲が終わっても、長時間指揮棒を下ろさず、樫本さんは、楽器も弓も、中間地点の構えで待っていた。2ndVnの後ろは、きちっと、弓を楽器に置いたまま、姿勢を崩さず動かない。一方、Vla最後列の人は、さっさと弾き終え、楽器を膝に立てて待っていた。ティーレマンどころの長さではない。樫本さんも苦笑い。この日は初日なので、今回のプログラムについては、きっと三日目の方が良い演奏になるだろう。昔のゲルギエフを連想するような、Cbに向けての掴みとるような強烈なPizzの指示には驚いた。
 プラハの前奏の部分は、Vnの音の動きが合わず、コンマスが振り返りながら弾いた。
 ショスタコのオクテットのpppは、本当はいくつpがついているかは知らないが、樫本さんは勿論、各楽器のソロがとても素晴らしい。指揮者のどんな要求でも表現できるベルリンフィルは、やっぱりすごい。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
交響曲第34番ハ長調
ディミトリ・ショスタコーヴィチ
室内交響曲ハ短調(バルシャイによる管弦楽版)
ディミトリ・ショスタコーヴィチ
弦楽八重奏曲からの2つの小品(弦楽オーケストラ版)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
交響曲第38番ニ長調《プラハ》
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キール歌劇場ーヴァルキューレ [オペラ(海外)]

 忘れていたが、一列目の席をとっていた。およそ800席位の歌劇場で、久しぶりの最前列。オケは初日よりずっとやる気が感じられ、皆集中していた。迫力は無いが、綺麗な音で、出だしのチェロ6人ぴったり合っており、素晴らしい。一列目なので、歌もよく聞こえ、気持ちも少し高まってきた。欲を言うなら、演劇的な緊張感があったらなぁと思う。過激な演出に慣れてしまった自分のせいではあるが、冒頭の二人の出会いから、ヴォータンとブリュンヒルデの心の葛藤も、あくまで物語的で、ジークムントの死の場面も、筋書きありきという感じで、ドラマの起伏が少し物足りない感じがした。私が楽しみにしている、ブリュンヒルデがジークムントに出会う場面も、さらっと過ぎ、全体を通して、私にとってはパッションが足らず満たされない感があった。
 とはいえ、出されたものは美味しくいただき、最後は、何だか気持ちが安らいでしまった。弦楽器が細かい音まで綺麗な音色を聞かせてくれたからだろう。上品なKielのRing前半が終了した。私はここでおしまい。
 歌手では、Sieglinde 役のHauzerが、優しく可愛らしい声で、Freiaのときより、距離が近いせいもあり、良く聞こえて、好印象だった。
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Kiel-Laboe 周遊船でU-Boat U995見学 [ドイツ]

 kielには初めて行った。U-Boatを見るという使命を帯びて船に乗る。駅前を8:40出発、片道1時間3,2ユーロ。Laboeで降りると、潮の香りがし、砂浜にヴェネチアのような、Strandkorbという屋根付きベンチが並んでいた。避暑地なのだと実感。海岸沿いに高級別荘が並んでおり、砂浜への入場券の自動販売機もある。10分ほど歩くと潜水艦が見えてくる。入場券は道の向かいにある事務所で購入、博物館には行かなかった。
 潜水艦に特に興味があるわけではないが、船首に、魚雷発射管が四基、船尾に一基あった。とにかく狭い空間で、魚雷の下にまでベッドがあり、絶句した。
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キール歌劇場ーラインの黄金 [オペラ(海外)]

 小さな劇場の2Rang1列目なので、視界はよかった。舞台の色使いもなかなか美しいと思う。Rheingoldでは、どんな巨人族が出てくるかが楽しみの一つ。ここの巨人族は今まで見た中で、最も綺麗で感心した演出だった。動きのある張り子の骨組みのような人形の手足を、3人の黒子が動かす。左手担当は歌手本人で、動きも少し手伝うのだが、この人形の動きがとても自然で、ずっと見ていたい気分になる。
https://www.theater-kiel.de/oper-kiel/repertoire/produktion/titel/das-rheingold-3/ (キール歌劇場)
 しかし、オケはどうしたことか、始まりのHr.の音の分担がうまくいかず、やはり中高音が綺麗に出ない。バイロイトの美しさに慣れてしまったのか、出だしのHr.にはがっかり。チェロは6人、1Pultは女性二人で、チェロが一番音程が合っていた。久しぶりに地方都市のリングを聞くが、隙間を感じる演奏で、残念ながらわくわくしなかったが、上品さは伝わって来た。
 この前、東京の新国立劇場で紫苑物語に出演された高田智弘さんがDonner役だった。配役表にKs.とあるのはKammersänger(宮廷歌手)のことであり、Kielで活躍中だ。

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レーゲンスブルクからキールへ [ドイツ]

 やはり、ドイツまで行くならヴァーグナーが聴きたいという思いがあり、遥々Kielまで行くことにした。日本出国直前にDBからのメールでRegensuburg発の朝の列車が45分早まるというので、乗り遅れるわけにはいかず、コンサート後宿泊せずに合宿所を出て、駅に近い友人宅にお世話になることに変更した。
 乗り換えは2回、Nürunbergで代替列車が来て、Hamburgまでの座席予約は無効とのこと、途中車掌さんが、空席を探して、お客さんを座らせる光景を何度も見た。当然列車は遅れ、Hamburgでの乗り換えも間に合わないので、車掌室にHamburg Altona まで行って乗り換えても良いか聞きに行った。チケットではICEはHambug Hbfまでなので、心配だったが、問題ないとのこと。ほどなく、車内放送で、Kielまで行く人はAltona まで行って乗り換えるように案内があった。想定内の30分遅れ程度で、9時間かかってKiel駅に着いた。
 中央駅は港に面した正面のほか周囲2方向に出口があり、あと一方はインターシティホテルに直結している。
 これは海側、以前は高貴な方の乗り口だったらしい。
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こちらはエスカレータ付きの入り口
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BDLO4日目&コンサート [チェロ]

 最終日の朝はTutti、ホールではチェロの先生がまた美しく練習していて、管楽器が遠慮がちに座っていた。定刻が近づき、人が集まってきて、ホールの緊張がほぐれると、先生が「影の無い女」のソロを弾き始めた。私が即反応して近づいたので、先生も機嫌よく続けて弾いてくれた。3回聴いたのでしょと言われ、指揮はティーレマンですと言うと、知らなかったようで、それは凄いと。今までドレスデンでフリーで活動してきた先生は、どんなポジションを狙っているのだろう。相当上手だと思うのだが。ドレスデンフィルと日本に来たこともある。
 今年は練習会場と本番が同じ場所だったので、本番はとてもうまくいった。各パートの首席はプロなので、オケがまとまりやすい。個人的には、カーボン弓を持参したため、楽器との相性でppでのソフトな頭打ちの音色が最後までコントロールできず、申し訳なかった。金管も木管も、本番だけは素晴らしかった。去年も確か、管楽器が本番だけ凄いという印象だったのだが、なぜなのだろう。私にとっては、多分人生最後のチャイ4であり、一応悔いなくメロディを弾き納められてよかった。
 終演後のレセプションの時、思い切って指揮者に尋ねてみた。単なる興味本位なのですが、と前置きし、1月来日時、札幌でマエストロ、ハーディングがころんで骨折したとき、その場にいたのかどうかと。するとja,、jaと、目を輝かせて、自分が全曲リハーサルをしたんだと誇らしげに語った。本人が、あまりに得意顔だったので、大変でしたねと言っていいのか少し迷い、無難に日本人的にお礼を言うにとどめた。しかし、相手の期待した反応は、やはり、労いの言葉だったと感じた。本当に正直な方だと思う。コンサートを聴きにきたのかと聞かれ、行っていないんですけれど、、、と答え、話題になっているのか?と聞かれ、代理をたてなかったのがすごいと話題になったと話した。後で分かったのだが、その場にいた女性は指揮者のお母さんで、この日の演奏をとてもほめてくれた。
 チェロの先生とサイドの若者が出発するとき、お礼を言うと、またもや、じゃ、また来年ね!と念を押された。3度目は無いですと否定したが、ここまで親しげに誘ってもらえると、本気でなくても嬉しいものだ。去年は、教師のお決まりの挨拶で、何か少しでも、役に立てたなら嬉しいという言葉だった。レセプションの途中で、多くのメンバーが出発した。
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BDLO3日目 [チェロ]

 三日の朝になると、突然この楽器でキチンと弾きたいという欲求が湧いてきて、同室のVnの人とホールで朝食前の朝練をした。ポジションの微妙な違いによる音程が気になり、やっと楽器との対話できるところまで慣れてきた。そんな時、突然ホールのドアが開き、チェロの先生が楽器を担いで立っていた。あまりにびっくりして、とっさに立ち上がり、おはようございます!と言ってしまった。勿論言い直したけれど、先生の練習場所を占拠してしまったのだ。
 今年先生は空き時間にいろいろなソロを弾いている。どこかのオケか歌劇場の試験を受けるらしい。昨日朝も散歩していたらお城の中から素晴らしいHaydn D-Durが聞こえた。休憩時間もホールでドボコンやハイドンを弾きまくるので、オケメンバーは練習したくても音が出せず、座って静かに聞いている。昨日パート練習部屋へ早めにいったら、すでに先生が練習中だった。
 午前のパート練後のTuttiの時、先生と楽器ケースが隣同士だったので、声を掛けられ、どこで楽器を借りたのかと聞かれた。去年も楽器を借りていることには驚かれた。ここで用意してもらったと言うと、じゃあ来年も来いよ!と親しげに言うので、来年はブルックナー8番で3楽章のハイポジションで美しいメロディがあり、借りた楽器で弾くには難しすぎると言うと、先生は8番は弾いたことがないけど、大丈夫だよ、来いよ!と言われ、じっと目を見られた。ドイツ人は2回目だと急に親しげになるので、トップサイドの若者も去年とは比べられないほどの笑顔を見せてくれる。
 来年のBDLOの指揮者が初日から来ており、夜、お城の小さな古いチャペルで、30分間オルガンの説明と演奏があった。この方も英語とドイツ語を交互に話し、やはり日本人に理解してもらうために、英語を使った方が良いという考えたのかもしれない。

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BDLO2日目 [チェロ]

 朝9時からのパート練習(Stimmproben)は、お城内の部屋に分かれて行われ、普通は見学コースになっている綺麗な場所だった。パートによっては豪華な天井画のある部屋だったようだ。Tuttiをするコンサートホールとは地下道でつながっており、お城地下の食堂に直接降りようとすると、なかなかたどり着けない。
 チェロの講師は昨年と同じRaatz氏で、今年も綺麗な音で、周囲を聞くよう、リラックスした音での開放弦のロングトーン、チャイ4のF-dur3オクターブの音階から始まった。
 一楽章の難所も4楽章の難所もゆっくりから合わせ、テンポを上げていくと、合うようになるものだ。弾き方を合わせるところも、オケの常識に違うところはない。
 2楽章冒頭のメロディはできればD線で弾くよう言われた。参加前、私は構わずA線を使って弾いていたが、昨年知り合ったドイツ人の方が今年も参加され、メールでコンタクトをとっていた中で、D線で弾くのかと聞かれ、色々映像を調べたところ、オーケストラスタディにはスルDと書いてあるらしい。ちなみにベルリンフィルの映像では自由(どちらもあり)だった。念のため私もD線でさらって行ったが、ウィーンで10日間楽器にさわらず、現地で初めて借りる楽器で弾くリスクはやはり小さいとは言えなかった。
 午後のTutti2楽章の時、指揮者(チェリスト出身)に冒頭メロディの音が上がったところで音量が下がるのは逆であり、それくらいならA線で弾いたほうが良いと言われ、まるで自分が指摘を受けているような気がした。あっさり、もう諦きらめようとしたのだが、たまたまお茶の時間にRaatz氏(講師)といっしょになり、思わず、スルDで準備してきたが、10日間遊んできて、慣れない楽器でうまく弾けないとぼやくと、あと2日あるから大丈夫だと言われ、それもそうかなと気を取り直した。
 指揮者のチャイ4の説明がとても興味深い。ドイツ音楽ではないので、苦しんだ先に希望は無く、どこまで行っても鬱で、運命から逃れられないと。そして泣きそうな顔で指揮するので、素直にこちらも共感して、そのように弾きたくなるのだ。出だしの金管にも、希望は皆無なので、そんなに華々しくなく、暗めにと指示。すると確かに音色が暗くなる。
 純粋で、格好つけず、ストレートで、とても好ましい指揮者だ。出来なくてもイヤミは言わず、金管には、せいぜい「譜面合ってますか?」まで。Vn、Vlaには、早いパッセージで、「後ろのプルートが遅れる!」と爽やかに、何度も言った。
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BDLO初日 Alteglofsheim [チェロ]

 到着後、夕食前にホールに行ってみると赤いチェロケースが二台立っていた。世話役の女性に尋ねたが、日本人が借りる楽器ではないと。でも夕食後、マネージャーの方からからこれだと言われ、日本人二人それぞれケースを開けた。彼女のは落ち着いた黄色系、私の方は赤く光った新しそうなものだった。初練習は、夕食を取った後、18時から始まった。
 今年参加した理由は、開催地がAlteglofsheimというRegensburgの隣町であるという理由だけだった。Rregensburgを初めて訪ねてから何と16年が過ぎ、現地の家族との付き合いも続いており、この地で演奏できるということは私のドイツ旅の集大成として、避けて通れない好機だった。家族にとっても特別の体験であり、喜んで聞きにきてくれて、最終的には、家族の家へ泊って、翌日出発することになった。
 最初の夕食後、たまたま指揮者と食堂の出口で出会い、挨拶して、ウィーンで影の無い女を3回聴いてきたと言うと、とても驚かれ、昨日の公演かと、いきさつを知っていた。自分もウィーンから来たと言われ、リハーサルはドイツ語と英語とどちらが良いかと尋ねられた。Beck氏は英語でもかまわないという。私個人としてはドイツに来たからのだからドイツ語を希望すると答えたが、今後BDLOがもっと国際的になれば、英語でのワークショップもありえるかもしれない。
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コンサートホール
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ウィーン国立歌劇場ー影の無い女 3. [オペラ(海外)]

  25日のプレミエから4回目の公演、私としては3回目だが驚くような歌手交代があった。開演前、支配人らしき人が登場、5/30から、3回公演を行い、舞台のいろいろなものが壊れてきたと、ユーモアをまじえ、3人の歌手交代に伴い、経験豊かな歌手だが、いきなりノーカット版は歌えないので、カット版のオーケストラ譜面を調達し、ティーレマンも初めてfassen する(平たく言えば、指揮する、表現するというニュアンス)とアナウンスがあった。
 私としては3回目の公演で、やっとバルコン正面で舞台全景が見える席だと喜んでいたら、まさかのカット版。目で見てはっきり比較できないの情けないが、休憩時間の調整があったのか、終演時間が、10分早まり、その後拍手を遮るように開演前と同じ男性が登場、二日前に発表された、ニュルントがKammersängerin(宮廷歌手)になった表彰があり、舞台で華やかに証書と花束が手渡された。ニュルントの経歴が話され、ニュルントからもお礼の挨拶があった。
  Kammersängerinという単語自体良く知らず、室内楽向けの歌手?と思っていたが、Wikipediaによれば オーストリアの宮廷歌手の称号は、名誉だけでなく、生涯に渡り、年金が付くそうだ。ネトレプコも2017年に受けている。
 交代陣の乳母役リンダ・ワトソンは、声に抑揚があり、凄みがあり、演技も良く、バラクの妻 Rebecca Nashは、多分初めて聞くと思うが、やはり演技も上手で、素晴らしいドラマチックな声だった。二人とも、貫禄があり、理想的な配役だったと思う。ヘルリツィウスとリンダ・ワトソンは、バイロイトのイゾルデ役でも、比較され、好みがわかれる分かれる声質。マーンケの声は地味なので、この二人の代役の突き抜けるような、躊躇ない全開の歌唱は、度肝を抜かれる。こうなると、音が下がりめの声質のコッホ(バラク)が、物足りなくなって来る。一つの公演で、歌手の声質のバランスは、意外と大事かもしれない。
 席が良くなったのと、リブレットを良く読んできたせいもあり、今回は舞台に引き込まれて、長さを感じなかった。2幕がかなり違うのではないかと思う。今日はチェロのソリストが違い、ソロも短い気がしたし、カイザリンが、一人幕の外舞台際で歌うところが、音楽だけになっていた気がする。カットなしに比べて、しつこく感じる時間が無かったのは、良かったのか、もったいなかったのか、 前二回の公演が、身体をねじったり、乗りだしたりで、気分が良くなかったため、私にとっては、3回目でようやく、影の無い女に、はまった感じ。翌朝目がさめると、頭の中で、美しいテーマが鳴っていた。
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レオポルド美術館、美術史美術館、分離派会館 [美術・博物館]

 レオポルドミュージアムでは、19世紀のウィーン芸術という、東京と同じような展示を大々的にやっている。シーレ、クリムト以外に、ココシュカの特別展も開催されていた。
 個人的には、ウィーン大学の消失したクリムトの天井画「医学、哲学 、法学」の完成されたものの写真が壁一杯に展示されていたのが、嬉しかった。日本では、下絵と小さな写真の紹介のみで、実は、ウィーンで何か見られはしないかと期待していた。
 シェーンベルクは、東京でも展示されていたが、かなり絵を描いており、個展もやっている。ツェムリンスキーが描いたシェーンベルクの肖像画もあった。
 美術史美術館では、定番のブリューゲル、一枚だけあるラファエロとフェルメールを鑑賞。
 一応Secessionにも行き、本物のべートーヴェンフリースを見てきた。なるほど、複製と比べれば写真とは違い、筆使いが感じ取れて、各々の顔の表情が生き生きしている。平面的な女性の顔が、妙に色っぽく見える。きっと目がコピーと違うのだろう。
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ココシュカの描いた、カザルス、シェーンベルク
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ウィーン国立歌劇場ー影の無い女 2. [オペラ(海外)]

 今回の2回目の公演は、バルコンHalbmitte2列目、音は前回より数段生々しく聞こえるが、今度は視界が遮られて舞台は全部は見えない。R・シュトラウスの大音量が聞けて、おなか一杯の感じだ。よくこういう音楽を作ったものだと、感心する。
 この日はAbo公演なので、来られない人のチケットを劇場前で売る人も結構おり、チケットを持たずに来た友人も首尾よく良い席を入手できた。ウィーンフィルでもそうだったが、Abo公演のほうが、寸前に手に入る可能性が大きいようだ。
 この日の席だと、声も近くに聞こえ、三人の女声の特徴も、男声の声色も、自分が何度も聞いて知っている声として、聞き分けられるので、心地良い。気のせいか、ニュルントは、30日の方が声量があったように思う。欲を言えば、バラクと妻とのやりとりの演技がはっきり見て取れる席だと良いと思う。
 指揮者は挨拶の時しか見えないが、よそ行き顔でニコニコしている。
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ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ーM.ヤンソンス  ベルリオーズ《幻想交響曲 》2.3. [コンサート]

 土曜日夕方の定期、ムジークフェライン裏手の楽屋口で、ヤンソンス氏と多分ご婦人、マネージャーの楽屋入りに遭遇。結構小柄な方で、咳をしていた。大丈夫だろうか。ウィーンでの公演が終わった後、パリのシャンゼリゼ劇場とハンブルクのエルプフィルハーモニーへの演奏旅行があるそうだ。まだ先は長い。
 今回は、2階下手側のバルコン−ロジェ3、2列目、前回と聞こえ方が違う。もう少し音が混じりあった感じ。2列目だと1列目の人が身を乗り出すと、舞台が見えずらく、椅子が可動式のため、隣のおじさんからもっと寄っていいよと言われた。
 天気が良く、気温もかなり上がり、途中でお年寄りの女性が倒れ、運び出された。
 演奏も大分こなれてきて、シューマンもアンサンブルが合って、飛び出す人もいなくなり、うまくなっている。逆に幻想は、オケにもうちょっと早く弾かせてくれよ感が出てきた。4楽章、5楽章はかなり遅いテンポだ。3楽章の木管のソロは本当に見事。
 会場にキュッヘル夫妻の姿もあった。
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 そして、翌日日曜、ライヴ放送のあるマチネの定期、この日の席は、2階バルコン-ロジェ8、上手の最後方の角。シューマンがとても良くなり、音が溶け合って聞こえ美しかった。
 幻想は勿論完璧、何度聞いても三楽章の木管の優しい音と、ささやくようなエコーの小ささに驚く。
 四楽章位から、ヤンソンスの様子が少し変わってきて、五楽章では、身体が完全に斜めになって、最後まで、振り終えたものの、その場で動けなくなり、客席に向き直ることなく、団員に支えられて、舞台そでに何とか戻った。その後も拍手は続いたが、マエストロは結局姿を現さず、そのままお開きとなった。
 昨日の咳といい、あの寒さからの急な気温の上昇は、身体に応えるだろうと思う。自分のイメージよりヤンソンスが一回り小さくなっており、年齢より上に見える。心臓に持病があるらしい。四日連続指揮などせず、身体を大事にしてもらいたい。ウィーンフィルの仕事は、大変だ。
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ベルヴェデーレ宮殿ーオーストリア・ギャラリー  [美術・博物館]

 天気が良くなり、土曜午前中、ベルヴェデーレ宮殿にあるオーストリア・ギャラリーに行った。2階にあるクリムトの間に入るのに、かなりの人が並んでいたので、まず上の階から廻って11時半頃2階へ行くと、行列は短くなっており、中に入ると、ゆったり見ることができた。
 現在日本に来ている『ユディトI』の前には、東京出張中の看板がある。
 お客さんは、もう1つの目玉『Der Kuss』を見にきているので、絵の前には楕円形の人だかり、インスタ映えを狙ってか、順番に作品といっしょに写真を撮っており、近くに寄ってじっくり眺めようとする人には、「ちょっとどいて下さい」と声をかけている。
 前回ここで見たときは、日差しの入る部屋に展示されており、日焼けしないか心配になるほど、明るい光の下、極近くで見て幸せを感じることができた。しかし今は、薄暗い部屋で守られおり、絵が暗く小さく見えてしまう。
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ウィーン・フォルクスオパー こうもり [オペラ(海外)]

 今晩は気楽にフォルクスオパーの定番こうもり。まさに典型的なオーソドックスな演出で、安心して聴ける。衣装も舞台装置も本当に普通で、奇をてらったところは全く無い。お客さんも地元が中心で、リラックスして、受けるところは大受けだ。観光客は少ない。
 特に3幕、酔っ払いのフロッシュはどこでも人気者。新聞を読みながら寝てしまって、葉巻で穴を開けるとか、それを水を掛けて消すとか、帽子が壁から何度も落ちるが、最後は何故か引っかかって驚くとか、これは細かいことなのにどの劇場でもやるのは、確認はしていないけど、そういうト書きになっているんですね。
 劇場の音響はデッドで全く響かないが、却ってクリアな音で心地良い。オケも手慣れたもの。字幕は英語表示だった。
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ウィーン国立歌劇場ー影の無い女 1. [オペラ(海外)]

 25日がプレミエの新演出、指揮ティーレマン、歌手もスター揃いの目玉公演で、チケット入手に苦労した。
 女声3名がとにかく素晴らしい!皇后ニュルント、バラクの妻シュテンメ、乳母ヘルリツィウス、皆さんスリムな容姿で美しく、演技も含め、最高だった。ニュルントがこんなに絶唱するのは初めて聞いたが、花があって、とても美しく感動した。コッホも、虐たげられたバラクを好演しており、雰囲気が良かった。
 ただ、自分はまだまだ未熟者で、このオペラを長いと感じてしまう。最後の方は修行しているような気分。まだワーグナーの長さが嬉しい私には程遠い作品だ。
 席は2階バルコンのため、オケの音は多少引っ込んだ感じだった。チェロトップのヴァルガ氏を始め、昼間ウィーンフィル公演と掛け持ちしているのがすごい。チェロはあんなにソロがあるのに。
 カーテンコールでティーレマンを迎えに行ったのはヘルリツィウス。
 開演前チューバさんが、出だしのフレーズを、ハイテンポでリズムよく何度も何度もさらっていた。勿論、本番成功。昼間のウィーンフィルでも、入場して、最初に聞こえたのは、鷹の鳴き声の練習だった。
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プログラムも豪華!
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ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ーM.ヤンソンス  ベルリオーズ《幻想交響曲》1. [コンサート]

 5月30日はキリスト昇天祭で祝日。 11時からウィーンフィルを聴きにムジークフェラインへ行った。
 前半は、シューマンの「春」で、作曲家特有のくすんだハーモニーにせいか三楽章まではパッとしない印象で、奏者の飛び出しなどが気になって、ウォーミングアップのような感じだった。
 今回このシリーズは4日間連続で、事前に詳しい方から最初の方の公演は観光客向けなので多少練習モード、後半の定演がメインという話を聞いていたので、やはりそうなのかという気がした。
 ところが、休憩後の「幻想」は、期待を遥かに超える美しさで、心底驚いた。遅めのテンポで、各楽器の音の間に紙1枚隙間がある感じで音が分離しており、音が混ざらず、はっきり聴こえる。多分ホールの特徴なのだろう。これほどはっきり聞こえるなら、ゆっくり目の演奏の方が響きを堪能できる。
 ふだん聴いている(弾いている)音と少し違うところがあり、未確認ながら、一楽章始めの方と、確実なのは、2楽章のハープと重なるチェロのPIZZを弾かなかったこと。
 三楽章のイングリッシュホルン、終わりのTimpも、四楽章の鐘も、舞台裏からの響きが素晴らしい。
 客席はもちろん満員だが、私の座った2階中央バルコンの最後列には空席があった。
 指揮:M.ヤンソンス
  シューマン《交響曲 第1番 変ロ長調「春」》
  ベルリオーズ《幻想交響曲》
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ウィーン国立歌劇場ーダントンの死 [オペラ(海外)]

 フランス革命を題材としたアイネムのオペラ、元の戯曲があって史実に忠実らしく、登場人物の設定も歴史どおりらしい。
 ダントン始め主要なキャストはとても真面目に演説しているが、フランス革命に興味が薄く、歴史的実感が乏しい凡人には、オペラ体験談のレヴェルでしかない。
 隣席のウィンドブレーカーにリュック姿の東洋人は、公演中にリュックからペットボトルを出して飲もうとしたので、さすがに手で押えた。その人は飽きてしまったのだろう、隣の人と二人で、演奏中に出て行った。
 音楽は普通に綺麗で、耳を覆いたくなるような現代音楽ではないし、演出もまともで、美しい舞台。1幕もので、19時開演で20:30に終了した。
 ドイツ語のオペラだが、日本語の字幕を選択できるので便利だ。ウィーンで初めて字幕画面を使った。
 ウィーンは日中の気温は15度くらいで少し寒く、一日中雨が降ったりやんだりで、不安定な天気だ。ダウンを着て出たら、そんな人がかなりいた。観光客はすごく多い。
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ヨーヨー・マ 無伴奏全曲演奏会 [コンサート]

 到着初日の夜は、ムジークフェラインにヨーヨー・マのバッハ無伴奏組曲全曲を聴きに行った。最近1ヶ月で、クニャーゼフの全曲とシュテッケルの4番を生で聴いているが、さすがにヨーヨー・マはすごかった。
 全体的に流れるような演奏だが、ただ流麗というのではなく誰にも真似できない祈りのような気配がある。音もとても美しい。
 弱音が強調され、プレリュードは必ず小さく始まる。瞑想のような感じ。ただ、ご本人には、各曲後の拍手がお邪魔のようで、鳴りやまないうちに次の曲を始めてしまう。
 ムジークフェラインは巨大で、ソロではどうかなと思っていたが、さすがに良く響き、多くの観客は皆天井を向いてじっと聞いていた。
 私の席は安い2階席なので、舞台が良く見えず、仕方なく立って見ていた。そういう人は結構いた。客席はギュウ詰めの超満員だった。
 定刻19時30分から若干遅れて始まって、終演の22時10分まで何と休憩無しに弾き通した。奏者と聴衆の根比べのようで、客席では、明らかに寝入って物を落としたり、呼吸を整えたいざわめきもあった。
 ご本人を見たのは久しぶりだが、以前の爽やか万年青年のイメージから比べ大分太ったようで、巨匠感が溢れている。日本で言えば、堤先生クラスか。
 弾き方は変わらず、目をつぶって、仰け反る感じ。面長だった顔だちが、四角になっていた。
 アンコールの鳥の歌も、細く静かに伸びて、天に届くような美しい響きだった。
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ウィーン到着 2019 [旅行]

 新しい全日空の直行便で、羽田からウィーンに来た。夜中の1時半に出発して、離陸するのも知らずに眠りこけて、あっという間に着いた。大変楽だが、前の席の団体旅行のオジサンは、興奮しているのか、電気を付けて夜通しゴソゴソやっており、わざわざ夜行便を選ぶ意味があるのか?
 空港から新しい中央駅まで、15分 市内交通と同じ料金なので、Railjetに乗ってみた。
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クリムト展、ウィーン・モダン展 [美術・博物館]

 クリムトの絵画とオットーヴァーグナーの建築は、2008年ヴィーンに滞在したときに、かなり時間をかけて見てまわった。でも今回のクリムト展には、普通図書館の書庫に保管されているような下絵や、クリムトの家族の作品もあり、何より、原寸大複製のベートーヴェン・フリーズは見事だった。現地では天井近くに展示されされており、細部まではよく見えないが、今回の展示の高さだと、お子さんでも、かなりはっきり見えるのではないだろうか。女の三世代の老婆の手が、自分とそっくりで驚いた。(上野 東京都美術館)
 ヴィーン・モダン展では、入るとほどなく、皇帝ヨーゼフ2世の有名な肖像画がある。どの角度から見ても左足が見る人に向いているように感じるあの絵画だ。オットーヴァーグナーの建築物の写真は懐かしかった。市長の椅子は、素晴らしい。応用美術博物館のヴィーン工房の椅子は現代と同じようだ。フリーゲの肖像のみ、写真撮影OKだった。こちらはクリムトだけでなく、ヴィーンの変遷を一緒にたどるような沢山の作品に出合い、満足して外へ出た。(六本木 国立新美術館)
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読響《第10代常任指揮者就任披露演奏会》 セバスティアン・ヴァイグレ [コンサート]

 マエストロ ・ヴァイグレが読響の常任指揮者に就任した。 私が体験しているヴァイグレは2011年バイロイトのマイスタージンガーと2013年の東京の春。他にオケの曲だがCDでヴァイグレの演奏をお手本として練習したことがある。
 以前ベルリンシュータツオパーのHr.奏者だったが、バレンボイムに見いだされ指揮者になったという。ヨーロッパの家庭には音楽が溢れており、偶々プロとして選んだ楽器以外の才能が後年発覚し、歌手になったり、指揮者になったりすることもあるのだ。西洋音楽文化の心髄と思うが、血液の中に音楽がながれているようで羨ましい。
 ヴァイグレの音楽に安定感と中庸さを感じるのは、プレーヤーとして手堅く演奏する大切さが身に染みていることと関係ありはしないかと想像してしまう。テンポ感を譲らないところもそうだ。オケ全体がまろやかな音で、ブルックナーも低音の上に乗るのではなく、Hr.パートのハーモニーのように全体が丸い音に聞こえる。
 ヘンツェの7つのボレロは初めて聞いた。心地は好いが、各ボレロの違いが一度ではよくわからない。テンポ感が同じだからだろうか。曲の終わり方が似ているせいだろうか。いずれ他の演奏も聞く機会があるだろうと思う。
ヘンツェ:7つのボレロ
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB.109
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こどもの日ファミリーコンサート トモキヨ音楽院&中島ゆみ子ファミリー [コンサート]

 上尾賛称!こんなに音楽家の家族が活躍する市とは知らなかった。最近ヴァーグナー協会で歌って下さりすっかり身近になった友清崇先生のご実家が、上尾であり、テノール歌手のお父さまが50年の実績のあるトモキヨ音楽院の院長、お兄様が新聞記者でテノール歌手というご一家だということを、この催しで知った。さらに以前から尊敬しているVn中島ゆみ子先生が、トモキヨ学院の一期生だった。この日ソプラノ歌手の安井陽子さんが夜の女王を歌われるというので、どうしてだろうと思っていたら、何と、崇先生とご夫婦であり、お子さん方も舞台に登場した。安井陽子先生は有名で、最近では私もマーラ8番を聴いており、勿論、魔笛、ホフマン物語、ジークフリートの森の小鳥など、当然のように聴いていた。受付では多分ピアニストの友清家のお母さまが活躍され、友清ファミリーの存在感は凄い。
 中島ゆみ子ファミリーはご主人がチューバ、お嬢さんがVnとVc、下のお嬢さんが中学生になって家族全員でコンコンサートができるようになった。ゆみ子先生の歌うVnは本当にいつも素晴らしく心打たれる。今回の魔笛の伴奏はPfとこの弦楽器三人とFlだけで、ゆみ子先生だからこそ、これほど舞台を盛り上げることが出来たと確信する。
 上尾のお子さんたちは、こんなにハイレヴェルな、楽しい魔笛はを体験出来て幸せだと思う。日本語上演だったが、有り難いことに、夜の女王は原語(独語)で美しく歌って下さった。安井さんは素敵なお母さんでもあり、終演後お子さん方も、さすが、上手にこいのぼりを歌って下さり、会場全体が和やか空気に包まれた。
トモキヨ音楽院
Tomokiyo Concert Vol.4. さいたま市 プラザノース
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