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<title>Erfahrung</title>
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<description>中年主婦の一人旅</description>
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<dc:creator>Gruen</dc:creator>
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<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2010-01-30">
<title>No Man's Land－創造と破壊</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2010-01-30</link>
<description>　金曜夜、たまにはのんびり行こうと、勤務先の西新宿から品川駅行きの都バスでフランス大使館へ向かった。最初僅か３名の乗客だが、途中信濃町や青山三丁目で結構乗降があり、小一時間で天現寺橋へ到着、そこから徒歩数分だった。　最終日も近く、結構な人出だ。旧大使館と言ってもいくつかの棟に分かれており、内部は結構複雑だ。学校の教室のような小部屋が多数あって、それぞれ個性的な展示がされている。　夜に行ったこともあるだろうが、香港の魔窟か、秘宝館か、はたまたお化け屋敷か・・、ブレードランナーを思い起こさせる空間もあり、実に不思議な世界である。　エアフランス、プジョー、シトロエンなど、フランス企業の展示も若干あるが、基本的には内外のアーティストが思うように自分の作品をその場で作って展示している。音や映像を使ったものもあり、訳の分からないヘタウマ？も含めて実に多彩だ。　日本人若手アーティストの展示のある棟では、作家ご本人がいて説明してもらえる場面もあり、活気に満ちていた。　どうせ壊すんだから勝手にやっちゃって！という潔さがさすがにフランス人。今日・明日で終了のようなので、結構混むだろうが一見の価値ありと思った。（Ｂ）</description>
<dc:subject>美術・博物館</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2010-01-30T09:20:39+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　金曜夜、たまにはのんびり行こうと、勤務先の西新宿から品川駅行きの都バスでフランス大使館へ向かった。最初僅か３名の乗客だが、途中信濃町や青山三丁目で結構乗降があり、小一時間で天現寺橋へ到着、そこから徒歩数分だった。<br />
　最終日も近く、結構な人出だ。旧大使館と言ってもいくつかの棟に分かれており、内部は結構複雑だ。学校の教室のような小部屋が多数あって、それぞれ個性的な展示がされている。<br />
　夜に行ったこともあるだろうが、香港の魔窟か、秘宝館か、はたまたお化け屋敷か・・、ブレードランナーを思い起こさせる空間もあり、実に不思議な世界である。<br />
　エアフランス、プジョー、シトロエンなど、フランス企業の展示も若干あるが、基本的には内外のアーティストが思うように自分の作品をその場で作って展示している。音や映像を使ったものもあり、訳の分からないヘタウマ？も含めて実に多彩だ。<br />
　日本人若手アーティストの展示のある棟では、作家ご本人がいて説明してもらえる場面もあり、活気に満ちていた。<br />
　どうせ壊すんだから勝手にやっちゃって！という潔さがさすがにフランス人。今日・明日で終了のようなので、結構混むだろうが一見の価値ありと思った。（Ｂ）<br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/PHOTO010.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_PHOTO010.JPG" width="525" height="700" border="0" align="" alt="PHOTO010.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/PHOTO018.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_PHOTO018.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="PHOTO018.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/PHOTO021.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_PHOTO021.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="PHOTO021.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/PHOTO029.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_PHOTO029.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="PHOTO029.JPG" /></a><a name="more"></a>
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<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2010-01-19">
<title>横坂　源　オペラシティ・リサイタルシリーズ　B→C</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2010-01-19</link>
<description>　横坂さんのドボコンの演奏をテレビで見て、子供のころからすごく活躍をしている若者だと知り、リサイタルを聴きに行った。　すごい迫力で、バッハ４番では、かつてのマイスキーを思い出した。貸与されている楽器は、軽めのカリッとした音で、あまりに激しい弾き方は、この楽器にはそぐわないような感じがした。アルペッジョーネも力強く、躍動感があって、とにかく音楽の勢いが素晴らしい。聴衆を惹きつける華やさが常にある。プロコフィエフでは、松脂が飛び散る様子が、黒いピアノをバックに見て取れた。その昔シュタルケルのコダーイの録音で松脂が飛びちる音がすると言われたのは、こういうことなのかなと思う。勢い余って、弓が楽器の角にぶつかり、表板の表面が５ｃｍ位ぼろっと剥がれ落ちた。横坂さんの演奏なら、もう少し分厚い音のする逞しい楽器の方が安心して聴けそうだ。名器返却後、どのような楽器を選ぶのか興味深い。　チェリストの先生方もかなり聴きに来られていた。熱心なファンは年配の方が多く、子供のころからずっと応援しているという話し声も聞こえてきた。　いろいろなタイプのチェリストが居るが、横坂さんの魅力は、音色に没頭するタイプとは違い、何か余裕があり、音楽を自在に操り、何事も踏み越え突き進んでいくような、不屈のエネルギーを感じるところだ。アンコールは穏やかに歌う音楽で、やっとこの楽器に相応しい加圧で、心地よく楽器が鳴っており、ほっとした。　音楽の魅力の一つは、やはりエネルギーだと再確認した。まだまだ余裕の横坂さん、チェロを通して、いろいろな音楽の可能性を具現して行ってくれそうな予感がする。（Ｇ）</description>
<dc:subject>コンサート</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2010-01-19T23:33:55+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　横坂さんのドボコンの演奏をテレビで見て、子供のころからすごく活躍をしている若者だと知り、リサイタルを聴きに行った。<br />
　すごい迫力で、バッハ４番では、かつてのマイスキーを思い出した。貸与されている楽器は、軽めのカリッとした音で、あまりに激しい弾き方は、この楽器にはそぐわないような感じがした。アルペッジョーネも力強く、躍動感があって、とにかく音楽の勢いが素晴らしい。聴衆を惹きつける華やさが常にある。プロコフィエフでは、松脂が飛び散る様子が、黒いピアノをバックに見て取れた。その昔シュタルケルのコダーイの録音で松脂が飛びちる音がすると言われたのは、こういうことなのかなと思う。勢い余って、弓が楽器の角にぶつかり、表板の表面が５ｃｍ位ぼろっと剥がれ落ちた。横坂さんの演奏なら、もう少し分厚い音のする逞しい楽器の方が安心して聴けそうだ。名器返却後、どのような楽器を選ぶのか興味深い。<br />
　チェリストの先生方もかなり聴きに来られていた。熱心なファンは年配の方が多く、子供のころからずっと応援しているという話し声も聞こえてきた。<br />
　いろいろなタイプのチェリストが居るが、横坂さんの魅力は、音色に没頭するタイプとは違い、何か余裕があり、音楽を自在に操り、何事も踏み越え突き進んでいくような、不屈のエネルギーを感じるところだ。アンコールは穏やかに歌う音楽で、やっとこの楽器に相応しい加圧で、心地よく楽器が鳴っており、ほっとした。<br />
　音楽の魅力の一つは、やはりエネルギーだと再確認した。まだまだ余裕の横坂さん、チェロを通して、いろいろな音楽の可能性を具現して行ってくれそうな予感がする。（Ｇ）<br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E6A8AAE59D82EFBC91.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E6A8AAE59D82EFBC91.JPG" width="700" height="524" border="0" align="" alt="横坂１.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E6A8AAE59D82EFBC92.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E6A8AAE59D82EFBC92.JPG" width="700" height="524" border="0" align="" alt="横坂２.JPG" /></a><a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-12-15">
<title>プロジェクトＱ・ゲヴァントハウス弦楽四重奏団公開マスタークラス</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-12-15</link>
<description>　ゲヴァントハウスＳＱを講師として、メンデルスゾーンに挑戦する若者カルテットの指導をする公開マスタークラスがドイツ文化センターであった。　メンバーが一人ずつ一つの楽章を担当して、それぞれ特徴ある指導をされた。どの先生に当たるかは、恐らくその時点で決まったのではないかと思われる。　全体的なメンデルスゾーンの特徴として、ｓｆやアクセントをくっきり出すこと、ｐｐからｆｆまで段階ごとに差をつけること、テンポが落ちないこと、心地よいテンポではなく、常に緊張感があり疲れる速さだという点を何度も強調されていた。　４組のカルテットを聴いたが、歌うときテンポ感が緩んでしまうこと、方向性のある長いクレッシェンドが苦手なことは日本人に共通する特徴なのかなと感じた。カルテットはやはり１ｓｔＶｎ次第だ。よく準備して彼らなりに完成したものを持ってくるので、もっとこうしたら良いと言われても適応できない場面があった。公開練習は発表の場であり、かつ講師固有の音楽を学ぶチャンスなのだから、その場で適応できる心のゆとりは大事だと思った。（Ｇ）　</description>
<dc:subject>チェロ</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-12-15T22:14:42+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　ゲヴァントハウスＳＱを講師として、メンデルスゾーンに挑戦する若者カルテットの指導をする公開マスタークラスがドイツ文化センターであった。<br />
　メンバーが一人ずつ一つの楽章を担当して、それぞれ特徴ある指導をされた。どの先生に当たるかは、恐らくその時点で決まったのではないかと思われる。<br />
　全体的なメンデルスゾーンの特徴として、ｓｆやアクセントをくっきり出すこと、ｐｐからｆｆまで段階ごとに差をつけること、テンポが落ちないこと、心地よいテンポではなく、常に緊張感があり疲れる速さだという点を何度も強調されていた。<br />
　４組のカルテットを聴いたが、歌うときテンポ感が緩んでしまうこと、方向性のある長いクレッシェンドが苦手なことは日本人に共通する特徴なのかなと感じた。カルテットはやはり１ｓｔＶｎ次第だ。よく準備して彼らなりに完成したものを持ってくるので、もっとこうしたら良いと言われても適応できない場面があった。公開練習は発表の場であり、かつ講師固有の音楽を学ぶチャンスなのだから、その場で適応できる心のゆとりは大事だと思った。（Ｇ）<br />
　<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/DSC05916.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_DSC05916.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="DSC05916.JPG" /></a><a name="more"></a>
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<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-12-13-1">
<title>新国立劇場－トスカ　（楽日）</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-12-13-1</link>
<description>　新国立劇場のトスカは何度も見た。舞台の奥行きを生かしたオーソドックスな演出で、人気演目だろう、私も好きだ。でも、作品が素晴らしく、音楽が美しく、良い歌手を呼んでただ再演するだけで良いのだろうか。無理な注文かもしれないが、そろそろオケもイタリアオペラらしさを追求してもらいたいと今日は少し残念な思いがした。　オケの音にしまりがないというか、音色が暗いのは日本人のメンタリティかと思うが、音に勢いが無いからか、フレーズの終わりが下降する感じが奇妙だった。日本語とイタリア語の違いだなんて思いたくはない。プッチーニなら突き抜けるような明快な響きが聞きたい。ついこの前までカサドコンクールで真剣な音楽をたくさん聴いたせいかもしれないが、音を出すが歌わない、語らないオケでは物足りない感じがする。歌手が歌っていないところは、当然オケが歌うのがイタオペではないなかと、この頃思うようになってきた。　唯一の国立オペラ劇場なのだから、積極的に各国の音楽に想いをめぐらせて演奏して頂きたいものだ。（Ｇ）</description>
<dc:subject>オペラ（国内）</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-12-13T21:28:03+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　新国立劇場のトスカは何度も見た。舞台の奥行きを生かしたオーソドックスな演出で、人気演目だろう、私も好きだ。でも、作品が素晴らしく、音楽が美しく、良い歌手を呼んでただ再演するだけで良いのだろうか。無理な注文かもしれないが、そろそろオケもイタリアオペラらしさを追求してもらいたいと今日は少し残念な思いがした。<br />
　オケの音にしまりがないというか、音色が暗いのは日本人のメンタリティかと思うが、音に勢いが無いからか、フレーズの終わりが下降する感じが奇妙だった。日本語とイタリア語の違いだなんて思いたくはない。プッチーニなら突き抜けるような明快な響きが聞きたい。ついこの前までカサドコンクールで真剣な音楽をたくさん聴いたせいかもしれないが、音を出すが歌わない、語らないオケでは物足りない感じがする。歌手が歌っていないところは、当然オケが歌うのがイタオペではないなかと、この頃思うようになってきた。<br />
　唯一の国立オペラ劇場なのだから、積極的に各国の音楽に想いをめぐらせて演奏して頂きたいものだ。（Ｇ）<br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E38384E383AAE383BC.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E38384E383AAE383BC.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="ツリー.JPG" /></a><a name="more"></a>
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<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-12-13">
<title>フランスとドイツのクリスマス</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-12-13</link>
<description>　ストラスブールのmarchés de Noël が日本初上陸というので、東京フォーラムまで覗きに行った。　アルザスのトフランべというクリスピーピザのような生地を焼くお釜を現地から持ってきて、フランスから来た職人さんが焼いていた。並んでいるお客さんは日本人がほとんどだったが、通りがかりのフランス人もいる。お釜の前で耳にした会話で、これは一体どこから持ってきたのだという驚きに、アルザスからだと答え、お互い日本企業で働いているようで、早速名刺交換している姿はちょっと不思議な光景だった。　ドイツのWeihnachtsmarktと同じようなろうそく立てや、ラオホ人形を売る小屋もあった。行ったことがあるから余計感じるのかもしれないが、ストラスブールという都市自体のイメージが伝わるようなパネルがあったら、もっとＰＲになるように思う。http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2008-05-06　次に青山のドイツ文化センターのWeihnachtsfestに向かった。昨年は人が集まりすぎて、大赤字になったようで、今年はそれなりの工夫が見られた。昨年は満員でホールの中に入れなかったので分からないが、今年はヴァイオリン演奏、クリスマスに関わるキリスト教の常識クイズや、Shanadooというドイツでデビューした女性グループのパフォーマンスなど盛りだくさんの企画で、早々とクリスマス気分を味わうことができた。（Ｇ）</description>
<dc:subject>その他</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-12-13T07:17:34+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　ストラスブールのmarchés de Noël が日本初上陸というので、東京フォーラムまで覗きに行った。<br />
　アルザスのトフランべというクリスピーピザのような生地を焼くお釜を現地から持ってきて、フランスから来た職人さんが焼いていた。並んでいるお客さんは日本人がほとんどだったが、通りがかりのフランス人もいる。お釜の前で耳にした会話で、これは一体どこから持ってきたのだという驚きに、アルザスからだと答え、お互い日本企業で働いているようで、早速名刺交換している姿はちょっと不思議な光景だった。<br />
　ドイツのWeihnachtsmarktと同じようなろうそく立てや、ラオホ人形を売る小屋もあった。行ったことがあるから余計感じるのかもしれないが、ストラスブールという都市自体のイメージが伝わるようなパネルがあったら、もっとＰＲになるように思う。<br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2008-05-06" target="_blank">http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2008-05-06</a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/DSC01745.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_DSC01745.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="DSC01745.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/DSC01758.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_DSC01758.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="DSC01758.JPG" /></a><br />
　次に青山のドイツ文化センターのWeihnachtsfestに向かった。昨年は人が集まりすぎて、大赤字になったようで、今年はそれなりの工夫が見られた。昨年は満員でホールの中に入れなかったので分からないが、今年はヴァイオリン演奏、クリスマスに関わるキリスト教の常識クイズや、Shanadooというドイツでデビューした女性グループのパフォーマンスなど盛りだくさんの企画で、早々とクリスマス気分を味わうことができた。（Ｇ）<br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/DSC01767.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_DSC01767.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="DSC01767.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/DSC01774.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_DSC01774.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="DSC01774.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/DSC01778.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_DSC01778.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="DSC01778.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/DSC01820.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_DSC01820.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="DSC01820.JPG" /></a><a name="more"></a>
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<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-12-06-1">
<title>カサドコンクール　本選  奨励賞</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-12-06-1</link>
<description>　本選は満員の大ホールで東フィルとの共演、私は後ろの方で聴いた。曲を熟知している人には分かるのだろうが、素人の耳には一人目ミハルさんの音は小さくてよく聞こえなかった。二人目辻本さんは、今日も絶好調、堂々とした音がホール中に響き渡った。ただし譜面を置いていた。三人目はもうすぐ１８歳になるマシュー君。完璧な演奏で、オケとの共演にもすっかり慣れているようで、コンマスに合図を送るなど、余裕を感じさせる。難曲のプロコフィエフをあそこまで弾く演奏家は世界に何人いるのだろう。４人目トリスタン君は、スリムで繊細な音楽。デュティーユの音色の変化を余すところ無く聴かせてくれた。　一位マシュー君、二位トリスタン君、三位辻本さんという順位には誰も納得するだろう。予告されていたガスパール･カサド作品最優秀演奏賞はキム･アリムさん、日本人作品最優秀演奏賞は辻本さん、聴衆賞はマシュー君が受け、今回審査員が急きょ設けたという奨励賞を、私が応援している１５歳の岡本君が頂いた。彼は、誰とも競争せず、ただ楽しんで演奏しただけという、そういう純粋さが人の心に響くのだろう。もっとたくさん本番を経験し世界へ羽ばたいてほしい。（G）http://www.cassado-cello.jp/p4web/index.html</description>
<dc:subject>チェロ</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-12-06T13:44:43+09:00</dc:date>
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　本選は満員の大ホールで東フィルとの共演、私は後ろの方で聴いた。曲を熟知している人には分かるのだろうが、素人の耳には一人目ミハルさんの音は小さくてよく聞こえなかった。二人目辻本さんは、今日も絶好調、堂々とした音がホール中に響き渡った。ただし譜面を置いていた。三人目はもうすぐ１８歳になるマシュー君。完璧な演奏で、オケとの共演にもすっかり慣れているようで、コンマスに合図を送るなど、余裕を感じさせる。難曲のプロコフィエフをあそこまで弾く演奏家は世界に何人いるのだろう。４人目トリスタン君は、スリムで繊細な音楽。デュティーユの音色の変化を余すところ無く聴かせてくれた。<br />
　一位マシュー君、二位トリスタン君、三位辻本さんという順位には誰も納得するだろう。予告されていたガスパール･カサド作品最優秀演奏賞はキム･アリムさん、日本人作品最優秀演奏賞は辻本さん、聴衆賞はマシュー君が受け、今回審査員が急きょ設けたという奨励賞を、私が応援している１５歳の岡本君が頂いた。彼は、誰とも競争せず、ただ楽しんで演奏しただけという、そういう純粋さが人の心に響くのだろう。もっとたくさん本番を経験し世界へ羽ばたいてほしい。（G）<br />
<a href="http://www.cassado-cello.jp/p4web/index.html" target="_blank">http://www.cassado-cello.jp/p4web/index.html</a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E585ABE78E8BE5AD90.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E585ABE78E8BE5AD90.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="八王子.JPG" /></a><a name="more"></a>
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<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-12-02-1">
<title>カサド国際チェロコンクール　二次予選（ニ日目）</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-12-02-1</link>
<description>　２０人全員聞き終えて年齢を見てみると、１０歳代が６人いた。皆ずば抜けて光るところがあり、昨日の１９歳の日本人は色々な表情を持つ曲を弾き分けて、テクニックも音楽も相当完成度が高かったと思う。今日は１７歳のアメリカ人のコダーイが凄かった。　全体的には年齢が上がるとやはり落ち着いた演奏になり、完成度も上がる気がする。最年長は２８歳のイタリア人だったが、決してガリガリいわせることなく、歌うように激しい音楽を表現できることを教えてくれた。２４歳のフランス人は繊細で美しいｐｐをたくさん聞かせてくれた。彼も色々な曲を完璧に暗譜で美しく演奏した。今日の９人はすべて外国人で、チェロの音色も様々だった。２１歳のポーランド人は、女性とは思えない、男性と同じ質感のある豊かな音色で本当に驚いた。彼女のテクニックも凄い。　課題曲のカサド無伴奏組曲も十人十色、間のとり方とメロディーラインの作り方で、音楽の表情が変わる。カサドの特別賞をもらうのは、どんなタイプの演奏家だろうか。　本選に残る３人は誰だろう。どんなチェックリストで判定されるのだろうか。完成度か個性か、将来性か・・・そろそろ結果が出るころだ。（Ｇ）</description>
<dc:subject>チェロ</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-12-02T22:00:13+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　２０人全員聞き終えて年齢を見てみると、１０歳代が６人いた。皆ずば抜けて光るところがあり、昨日の１９歳の日本人は色々な表情を持つ曲を弾き分けて、テクニックも音楽も相当完成度が高かったと思う。今日は１７歳のアメリカ人のコダーイが凄かった。<br />
　全体的には年齢が上がるとやはり落ち着いた演奏になり、完成度も上がる気がする。最年長は２８歳のイタリア人だったが、決してガリガリいわせることなく、歌うように激しい音楽を表現できることを教えてくれた。２４歳のフランス人は繊細で美しいｐｐをたくさん聞かせてくれた。彼も色々な曲を完璧に暗譜で美しく演奏した。今日の９人はすべて外国人で、チェロの音色も様々だった。２１歳のポーランド人は、女性とは思えない、男性と同じ質感のある豊かな音色で本当に驚いた。彼女のテクニックも凄い。<br />
　課題曲のカサド無伴奏組曲も十人十色、間のとり方とメロディーラインの作り方で、音楽の表情が変わる。カサドの特別賞をもらうのは、どんなタイプの演奏家だろうか。<br />
　本選に残る３人は誰だろう。どんなチェックリストで判定されるのだろうか。完成度か個性か、将来性か・・・そろそろ結果が出るころだ。（Ｇ）<br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E3839BE383BCE383AB-85e74.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E3839BE383BCE383AB-85e74.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="ホール.JPG" /></a><a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-12-02">
<title>カサド国際チェロコンクール　二次予選（一日目）</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-12-02</link>
<description>　月曜の夜遅く二次出場者がネット上に発表になった。火曜は二次予選一日目、午前は予選一日目からの４人の女性だった。二次まで来ると、どれくらい準備してきたかで、随分差がある。楽器を完璧にコントロールして音楽を語る人、譜面を見てはいるが、楽器に導かれ自然と歌ってしまう人、模範的な気持ちよい演奏も聞けた。　午後は一次二日目からの男性陣、もう一度聞きたいと思った、外国人三人の男性は残念ながら、不調だったようだ。応援している男子は、いつも全身で音楽を楽しんでいる感じが伝わってくる。美しい響きに観客から声が漏れるほどだった。パガニーニの奇想曲も単なる超絶技巧のみでなく、音楽として聞かせてくれるところが、凄いと思う。彼は全部暗譜だ。　夜の部の３人は聞き応えがあった。体が小さいのに、最高にエネルギッシュに弾く女性、男性的で、重厚なチェロの響きを聞かせてくれた男性は大きな拍手を受けた。最後の男性は冷静に朗々と歌ってくれた。最後の二人の音を聞き、自分が期待していたチェロの音はこれなんだと欲求が満たされた思いだった。たくさんのカサドの無伴奏を聞いたが、テンポや歌い方など、この二人は安心して聞ける大人っぽい演奏だったように思う。やっぱりチェロは男性の楽器だという私の先生の持論が頭をよぎった。　一つの疑問は、こんなに素晴らしく弾けるのに、本当に楽譜を置く必要があるのかということ。審査対象になると要綱に書いてあった。これから二次予選二日目に出かけます。（Ｇ）</description>
<dc:subject>チェロ</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-12-02T07:50:50+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　月曜の夜遅く二次出場者がネット上に発表になった。火曜は二次予選一日目、午前は予選一日目からの４人の女性だった。二次まで来ると、どれくらい準備してきたかで、随分差がある。楽器を完璧にコントロールして音楽を語る人、譜面を見てはいるが、楽器に導かれ自然と歌ってしまう人、模範的な気持ちよい演奏も聞けた。<br />
　午後は一次二日目からの男性陣、もう一度聞きたいと思った、外国人三人の男性は残念ながら、不調だったようだ。応援している男子は、いつも全身で音楽を楽しんでいる感じが伝わってくる。美しい響きに観客から声が漏れるほどだった。パガニーニの奇想曲も単なる超絶技巧のみでなく、音楽として聞かせてくれるところが、凄いと思う。彼は全部暗譜だ。<br />
　夜の部の３人は聞き応えがあった。体が小さいのに、最高にエネルギッシュに弾く女性、男性的で、重厚なチェロの響きを聞かせてくれた男性は大きな拍手を受けた。最後の男性は冷静に朗々と歌ってくれた。最後の二人の音を聞き、自分が期待していたチェロの音はこれなんだと欲求が満たされた思いだった。たくさんのカサドの無伴奏を聞いたが、テンポや歌い方など、この二人は安心して聞ける大人っぽい演奏だったように思う。やっぱりチェロは男性の楽器だという私の先生の持論が頭をよぎった。<br />
　一つの疑問は、こんなに素晴らしく弾けるのに、本当に楽譜を置く必要があるのかということ。審査対象になると要綱に書いてあった。これから二次予選二日目に出かけます。（Ｇ）<a name="more"></a>
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</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-11-28">
<title>第二回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール in 八王子</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-11-28</link>
<description>　予想以上に志願者が多く、４日間（５７人）の一次予選で２０人に絞られ、１２月１日、２日が二次予選、５日の本選でオケと共演できるのは僅か３名とのこと。既に棄権した人もいるようだが、締め切り時点では日本人１８人、外国人４３人の国際コンクールだ。　私は２日目の一次選考を途中まで聞いた。みんな良い楽器を持っているなあというのが第一印象だった。バッハでは楽器の音色で勝負できる人は５番を選び、テクニックで勝負する人は６番、無難な４番という感じだった。　　幾つか感想を言えば、個性を感じるのは外国人で、印象に残った三人の男性がいる。一人はルーマニア出身、カーボンチェロで演奏した。カーボンヴィオラはエッセンオペラの主席が使っており、チェロもどこかにあるのだろうとは思っていたが、ついにその音を体験することができた。彼はバッハ６番を選んだ。フレスコバルディも、ベートヴェンも素晴らしく、ピアニストがとにかく秀逸、もの凄い。「ピアノとチェロのためのソナタ」のアンサンブルをとっくり楽しませてもらった。彼らはすでに演奏家としてこの場に来たのだと思う。カーボンチェロの音量は自由自在で、ｐｐでもはっきり聞き取れる。一つ意外だったのは、尾高氏作曲の課題曲「瞑想」で、この楽器では音色の変化がつけられないことがはっきり分かってしまったことだ。現代曲は音色不要のように思っていたが、こういう曲こそ音色が必要なものなのかと気がついた。　もう一人はイタリア人、長身でとても心穏やかな演奏をする。エネルギッシュな演奏する人が多い中で、彼は異質だったと思う。宗教的な神聖な雰囲気があり、隅々まで歌い上げていた。残念ながら、日本人ピアニストとあまり合わせていなかったようで、アンサンブルの妙技は感じなかった。「瞑想」まで歌にしてしまう、さすが歌の国イタリアの音楽家だと思った。　もう一人は、中国人で第一回にも応募したとのこと。とても上手でだれか有名人のＣＤを聞いているように、とても綺麗だった。あんなに自然な模範的な演奏がどうしてできるのだろうかと印象に残った。ジュリアード留学中のアメリカ／韓国人の女性は、地味ながらとても音楽に対し真摯な態度を感じ好感を持った。　私が応援に行ったのは、日本の中３男子、久しぶりで演奏を聞いたが、この時期の少年の成長ぶりは想像を絶するものだった。毎日身長が伸び、心身ともに昨日と同じ自分がそこに居ないという悩み多き時期をみんな乗り越えて、大人の演奏..</description>
<dc:subject>チェロ</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-11-28T23:23:43+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　予想以上に志願者が多く、４日間（５７人）の一次予選で２０人に絞られ、１２月１日、２日が二次予選、５日の本選でオケと共演できるのは僅か３名とのこと。既に棄権した人もいるようだが、締め切り時点では日本人１８人、外国人４３人の国際コンクールだ。<br />
　私は２日目の一次選考を途中まで聞いた。みんな良い楽器を持っているなあというのが第一印象だった。バッハでは楽器の音色で勝負できる人は５番を選び、テクニックで勝負する人は６番、無難な４番という感じだった。<br />
　<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E585ABE78E8BE5AD90EFBC93.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E585ABE78E8BE5AD90EFBC93.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="八王子３.JPG" /></a><br />
　幾つか感想を言えば、個性を感じるのは外国人で、印象に残った三人の男性がいる。一人はルーマニア出身、カーボンチェロで演奏した。カーボンヴィオラはエッセンオペラの主席が使っており、チェロもどこかにあるのだろうとは思っていたが、ついにその音を体験することができた。彼はバッハ６番を選んだ。フレスコバルディも、ベートヴェンも素晴らしく、ピアニストがとにかく秀逸、もの凄い。「ピアノとチェロのためのソナタ」のアンサンブルをとっくり楽しませてもらった。彼らはすでに演奏家としてこの場に来たのだと思う。カーボンチェロの音量は自由自在で、ｐｐでもはっきり聞き取れる。一つ意外だったのは、尾高氏作曲の課題曲「瞑想」で、この楽器では音色の変化がつけられないことがはっきり分かってしまったことだ。現代曲は音色不要のように思っていたが、こういう曲こそ音色が必要なものなのかと気がついた。<br />
　もう一人はイタリア人、長身でとても心穏やかな演奏をする。エネルギッシュな演奏する人が多い中で、彼は異質だったと思う。宗教的な神聖な雰囲気があり、隅々まで歌い上げていた。残念ながら、日本人ピアニストとあまり合わせていなかったようで、アンサンブルの妙技は感じなかった。「瞑想」まで歌にしてしまう、さすが歌の国イタリアの音楽家だと思った。<br />
　もう一人は、中国人で第一回にも応募したとのこと。とても上手でだれか有名人のＣＤを聞いているように、とても綺麗だった。あんなに自然な模範的な演奏がどうしてできるのだろうかと印象に残った。ジュリアード留学中のアメリカ／韓国人の女性は、地味ながらとても音楽に対し真摯な態度を感じ好感を持った。<br />
　私が応援に行ったのは、日本の中３男子、久しぶりで演奏を聞いたが、この時期の少年の成長ぶりは想像を絶するものだった。毎日身長が伸び、心身ともに昨日と同じ自分がそこに居ないという悩み多き時期をみんな乗り越えて、大人の演奏家になるのだろう。彼のバッハ６番はさらに磨きがかかり、生き生きとして、音が濁らないからだろうか、まるで教会で聞いているような響きだった。<br />
　課題曲全てを納得できるように演奏できる人は少ない、あらゆる面を審査するコンクールの課題曲はよく選ばれているとつくづく思った。今日も一次審査が続いており、昨日までの演奏はＨＰから聞くことができる。演奏後３０分でＣＤも作られ、ハイテク時代のコンクールだ。（Ｇ）<br />
<a href="http://www.cassado-cello.jp/japanese/j_index.html" target="_blank">http://www.cassado-cello.jp/japanese/j_index.html</a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E585ABE78E8BE5AD90EFBC94-d068b.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E585ABE78E8BE5AD90EFBC94-d068b.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="八王子４.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E585ABE78E8BE5AD90EFBC91.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E585ABE78E8BE5AD90EFBC91.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="八王子１.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E585ABE78E8BE5AD90EFBC92.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E585ABE78E8BE5AD90EFBC92.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="八王子２.JPG" /></a><a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-11-24-1">
<title>新国立劇場－ヴォツェック②</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-11-24-1</link>
<description>　第二回目はドイツ語の台本を読んでから行った。ワーグナーでも感じることがあるが、やはり原語のニュアンスは字幕で伝わらないところがあり、平坦なオペラに感じてしまう場合がある。今回の舞台は台本通りだとは思ったが、これは第一段階の感想で、これだけ深刻な話である以上、さらにもっと深いところの人間を描きだせないものかとも感じた。　初回では気づかなかったが、子供もかなり演技していた。ここでは母親より父親の方になついている子という設定のようだが、台本では父親の溺死場面に子供は居ない。母親の死に対し何も感情が表れてこない原作は強烈だ。社会から外れた、感情も未分化な、いじめられっ子のように描かれたところに未来は無く重苦しい。貧困、疎外、不可解な言動、何だか気づいてみれば、現代社会そのもの。あまりに身近過ぎて、不快感を覚えるのだろうか。　今日は字幕に追われなかったので、音楽がよく耳に入って来ると思ったら、随分前、多分フランクフルトで聴いたヴォツェックの耐えがたかった音が甦った。あの時は字幕がなく、まだドイツ語にも慣れていなかったので、音楽のみに集中してしまったのだ。二日前、実は音楽を聞いていなかったのではないかと思う。綺麗な個所だけ拾い聞きし、苦しいところは聞き流すなんて、自然に自己防衛機能が作用するほど、私にとっては強烈な音楽なのか、よくわからないが、とにかく苦しい。（Ｇ）</description>
<dc:subject>オペラ（国内）</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-11-24T18:32:31+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　第二回目はドイツ語の台本を読んでから行った。ワーグナーでも感じることがあるが、やはり原語のニュアンスは字幕で伝わらないところがあり、平坦なオペラに感じてしまう場合がある。今回の舞台は台本通りだとは思ったが、これは第一段階の感想で、これだけ深刻な話である以上、さらにもっと深いところの人間を描きだせないものかとも感じた。<br />
　初回では気づかなかったが、子供もかなり演技していた。ここでは母親より父親の方になついている子という設定のようだが、台本では父親の溺死場面に子供は居ない。母親の死に対し何も感情が表れてこない原作は強烈だ。社会から外れた、感情も未分化な、いじめられっ子のように描かれたところに未来は無く重苦しい。貧困、疎外、不可解な言動、何だか気づいてみれば、現代社会そのもの。あまりに身近過ぎて、不快感を覚えるのだろうか。<br />
　今日は字幕に追われなかったので、音楽がよく耳に入って来ると思ったら、随分前、多分フランクフルトで聴いたヴォツェックの耐えがたかった音が甦った。あの時は字幕がなく、まだドイツ語にも慣れていなかったので、音楽のみに集中してしまったのだ。二日前、実は音楽を聞いていなかったのではないかと思う。綺麗な個所だけ拾い聞きし、苦しいところは聞き流すなんて、自然に自己防衛機能が作用するほど、私にとっては強烈な音楽なのか、よくわからないが、とにかく苦しい。（Ｇ）<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-11-22">
<title>新国立劇場－ヴォツェック</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-11-22</link>
<description>　新しい音楽で普遍的なテーマを扱った１９２５年ベルリン初演のオペラ、と漠然とした言い方に留めておきたいような、無理に感想を言いたくないオペラだ。ルルと比べれば、音楽が分かりやすく、シェ－ンベルクよりもメロディーがたくさんあり、１２音と構えずに自然に受け入れられる、耳慣れた美しい音楽だった。ただ、近代の戦争を扱うテーマは重苦しく、後味が悪い。貧困に起因する犯罪は、現代社会でもなお存在し、同情を誘う要素も無いとは言えない。　人間の真実を語るオペラは、ワーグナーだけではない。苦しいけれど、もう一度見よう。（Ｇ）</description>
<dc:subject>オペラ（国内）</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-11-22T09:52:55+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　新しい音楽で普遍的なテーマを扱った１９２５年ベルリン初演のオペラ、と漠然とした言い方に留めておきたいような、無理に感想を言いたくないオペラだ。ルルと比べれば、音楽が分かりやすく、シェ－ンベルクよりもメロディーがたくさんあり、１２音と構えずに自然に受け入れられる、耳慣れた美しい音楽だった。ただ、近代の戦争を扱うテーマは重苦しく、後味が悪い。貧困に起因する犯罪は、現代社会でもなお存在し、同情を誘う要素も無いとは言えない。<br />
　人間の真実を語るオペラは、ワーグナーだけではない。苦しいけれど、もう一度見よう。（Ｇ）<br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/DC01672.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_DSC01672.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="DSC01672.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/DSC01674.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_DSC01674.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="DSC01674.JPG" /></a><a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-11-19">
<title>山崎伸子 チェロリサイタル with 長岡純子（第３回）</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-11-19</link>
<description>　１０回シリーズの３回目、第１回目のときは、全身で力いっぱい弾いているという印象が強かったが、今日は全体的に柔らかく、静かで力が抜けているように聴こえた。舞台からの距離が遠かったが、ベートーヴェンの２番はいろいろな音の表情があって素晴らしいと思った。さすがアマティ。音の角が無く、硬いベートーヴェンもかなり甘い音色だった。演奏することで、生徒たちの手本となることは大学教授として理想的な姿だろう。心をこめて様々な音色で楽しませて下さった。　ずっとリサイタルの演奏をＣＤに録音していたのは知らなかった。今日はバッハの最後でミスしたので、その部分は録り直すのだろうか。　長岡先生も素晴らしかったが、音楽の勢いとでも言ったらよいのだろうか、やはり２年前とは年齢的な変化を感じる。ゆったりしたテンポ感はチェロがピアノに合わせているような印象を受けた。チェロがエネルギーを抑えたのもピアノとの調和を考えたからだろうか。ちょっとした事故はあったが、本番の集中力を持続できる年齢の限界まで、ピアノ演奏を続けていただきたいなと思う。（Ｇ）山崎伸子（チェロ）長岡純子（ピアノ）ベートーヴェン：ヘンデルの「ユーダス＝マカベウス」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO 45ベートーヴェン：チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 作品5-2バッハ：無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008シューマン：幻想小曲集 作品73</description>
<dc:subject>コンサート</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-11-19T22:09:31+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　１０回シリーズの３回目、第１回目のときは、全身で力いっぱい弾いているという印象が強かったが、今日は全体的に柔らかく、静かで力が抜けているように聴こえた。舞台からの距離が遠かったが、ベートーヴェンの２番はいろいろな音の表情があって素晴らしいと思った。さすがアマティ。音の角が無く、硬いベートーヴェンもかなり甘い音色だった。演奏することで、生徒たちの手本となることは大学教授として理想的な姿だろう。心をこめて様々な音色で楽しませて下さった。<br />
　ずっとリサイタルの演奏をＣＤに録音していたのは知らなかった。今日はバッハの最後でミスしたので、その部分は録り直すのだろうか。<br />
　長岡先生も素晴らしかったが、音楽の勢いとでも言ったらよいのだろうか、やはり２年前とは年齢的な変化を感じる。ゆったりしたテンポ感はチェロがピアノに合わせているような印象を受けた。チェロがエネルギーを抑えたのもピアノとの調和を考えたからだろうか。ちょっとした事故はあったが、本番の集中力を持続できる年齢の限界まで、ピアノ演奏を続けていただきたいなと思う。（Ｇ）<br />
<br />
山崎伸子（チェロ）長岡純子（ピアノ）<br />
ベートーヴェン：ヘンデルの「ユーダス＝マカベウス」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO 45<br />
ベートーヴェン：チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 作品5-2<br />
バッハ：無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008<br />
シューマン：幻想小曲集 作品73 <br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/PHOTO1455.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_PHOTO1455.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="PHOTO1455.JPG" /></a><a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-11-09">
<title>ベルリンMauerfallから ２０年、東京でもお祝い</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-11-09</link>
<description>　１１月９日、東京でもベルリンの壁崩壊２０年のお祝いの催しがあるという情報が入り、ドイツ文化会館に寄ってみることにした。　今日はオープンハウス、実際にベルリンから運んできた壁が展示されていた。当時西ベルリンにいた駐日ドイツ大使の講演、ドキュメンタリーフィルムの上映、実際東ベルリンで暮らしていた外交官家族の話など、東京で生の体験談を聞けるとは思ってもみなかった。　今２０歳台の大使のお子さん方にとって、のみを持って家族で壁を削りに行ったことしか壁の記憶はないという。西ベルリンを囲っていた壁のうち東西の境だけは国境ではなく、市の境だったので、外交官はパスポートの提示をする必要はなく、東西を行き来できたそうだ。しかし、途中東西の境も国境にしようという動きがあり、２ヶ月ほど断固抵抗したとのこと。　写真パネルを見ていたら、ドイツリートの部屋に呼び込まれ、ギターの伴奏でベートヴェン第九の喜びの歌の合唱部分の指導を受けた。当時バーンスタインはＦｒｅｕｄｅをＦｒｅｉｈｅｉｔにして歌わせたとのことで、今日はそのように歌った。その後はハイドンのドイツ国歌。実は国歌は勿論、第九もオケでの弾き歌いはしたことがなく、このような機会に初めて歌えたのは、何だか嬉しい。　念の入ったパーティーの準備もされており、アンペルマンのグッズも販売されていた。現地ベルリンは冷たい雨の中での記念式典だったが、東京は穏やかな晩秋、建物の外には横長のテーブル席があり、名残のビアガーデンだった。（Ｇ）</description>
<dc:subject>その他</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-11-09T22:44:41+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　１１月９日、東京でもベルリンの壁崩壊２０年のお祝いの催しがあるという情報が入り、ドイツ文化会館に寄ってみることにした。<br />
　今日はオープンハウス、実際にベルリンから運んできた壁が展示されていた。当時西ベルリンにいた駐日ドイツ大使の講演、ドキュメンタリーフィルムの上映、実際東ベルリンで暮らしていた外交官家族の話など、東京で生の体験談を聞けるとは思ってもみなかった。<br />
　今２０歳台の大使のお子さん方にとって、のみを持って家族で壁を削りに行ったことしか壁の記憶はないという。西ベルリンを囲っていた壁のうち東西の境だけは国境ではなく、市の境だったので、外交官はパスポートの提示をする必要はなく、東西を行き来できたそうだ。しかし、途中東西の境も国境にしようという動きがあり、２ヶ月ほど断固抵抗したとのこと。<br />
　写真パネルを見ていたら、ドイツリートの部屋に呼び込まれ、ギターの伴奏でベートヴェン第九の喜びの歌の合唱部分の指導を受けた。当時バーンスタインはＦｒｅｕｄｅをＦｒｅｉｈｅｉｔにして歌わせたとのことで、今日はそのように歌った。その後はハイドンのドイツ国歌。実は国歌は勿論、第九もオケでの弾き歌いはしたことがなく、このような機会に初めて歌えたのは、何だか嬉しい。<br />
　念の入ったパーティーの準備もされており、アンペルマンのグッズも販売されていた。現地ベルリンは冷たい雨の中での記念式典だったが、東京は穏やかな晩秋、建物の外には横長のテーブル席があり、名残のビアガーデンだった。（Ｇ）<br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E5A381.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E5A381.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="壁.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E5A381EFBC93.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E5A381EFBC93.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="壁３.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E5A381EFBC92.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E5A381EFBC92.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="壁２.JPG" /></a><a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-11-02">
<title>新国立劇場－魔笛</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-11-02</link>
<description>　新国立の魔笛は何度も見た人がいると思う。私も何度目かわからないが、レパートリー公演としてすっかり馴染み、安心して楽しめてとても良かった。　幕が上がっての第一印象は歌詞がとてもはっきり聞き取れたことだった。タミーノ役はイタリア人ステファノ・フェラーリ氏、パパゲーノ役はウィーン少年合唱団メンバーだったというマルクス・ブッダー氏、二人とも新国立初登場だが、ＰＡでも入っているのかと思うほど、歌詞が鮮明だった。弁者も僧侶もドイツ語のセリフを含め、とてもよかった。渋い役の武士はワーグナー歌手成田さんと長谷川さんだ。成田さんの声は高らかによく聞こえた。女声陣も皆頑張っていた。　魔笛は人気演目なので、夜の女王でお客さんの期待に応えることが大事だと思う。オケもよく慣れていて、魔笛は新国立の得意演目かもしれない。（Ｇ）</description>
<dc:subject>オペラ（国内）</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-11-02T04:57:52+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　新国立の魔笛は何度も見た人がいると思う。私も何度目かわからないが、レパートリー公演としてすっかり馴染み、安心して楽しめてとても良かった。<br />
　幕が上がっての第一印象は歌詞がとてもはっきり聞き取れたことだった。タミーノ役はイタリア人ステファノ・フェラーリ氏、パパゲーノ役はウィーン少年合唱団メンバーだったというマルクス・ブッダー氏、二人とも新国立初登場だが、ＰＡでも入っているのかと思うほど、歌詞が鮮明だった。弁者も僧侶もドイツ語のセリフを含め、とてもよかった。渋い役の武士はワーグナー歌手成田さんと長谷川さんだ。成田さんの声は高らかによく聞こえた。女声陣も皆頑張っていた。<br />
　魔笛は人気演目なので、夜の女王でお客さんの期待に応えることが大事だと思う。オケもよく慣れていて、魔笛は新国立の得意演目かもしれない。（Ｇ）<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-10-31">
<title>東京都交響楽団－第687回定期 　バルトーク　Ｒ．シュトラウス</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-10-31</link>
<description>　サントリーホールの舞台後ろの席で都響の演奏を聴いた。まず驚いたのは、お客さんのマナーの良さだ。ここへは、音楽を聴きたくて来ている人ばかり。ベルリンやミュンヘンの観光客が冷やかしでクラシックのコンサートへやってくるのとは違う。棒が振り下りるの待つ緊張感を久しぶりに体験した。演奏中雑音を発する人は、ごく僅かでお行儀が良い。　Ｒ．シュトラウスのオーボエコンチェルトは、きっと複雑な曲だろうと構えていたが、とても優しい感じの曲だった。後で解説を読んだら、晩年の作品で、メタモルフォーゼンのすぐ後に書かれたものだと知り驚いた。憂いなどなく、若々しい明るさや希望を感じたからだ。長生きして、難解な芸術を超え人生の最後にシンプルで穏やかな気持ちになれる芸術家は幸せなのかなと思う。　オケコンは３楽章まで、とても控えめだと感じた。繰り返しながらたたみかけていくようなところも、やけにあっさりしている。後半は金管もがんばったが、欲を言えば、あともう少し勢いがあったら凄いという感じだった。（Ｇ）指揮：アンドリュー・グラムスオーボエ：広田智之バルトーク：ルーマニア民俗舞曲（管弦楽版） R.シュトラウス：オーボエ協奏曲 ニ長調 バルトーク：オーケストラのための協奏曲</description>
<dc:subject>コンサート</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-10-31T09:52:44+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　サントリーホールの舞台後ろの席で都響の演奏を聴いた。まず驚いたのは、お客さんのマナーの良さだ。ここへは、音楽を聴きたくて来ている人ばかり。ベルリンやミュンヘンの観光客が冷やかしでクラシックのコンサートへやってくるのとは違う。棒が振り下りるの待つ緊張感を久しぶりに体験した。演奏中雑音を発する人は、ごく僅かでお行儀が良い。<br />
　Ｒ．シュトラウスのオーボエコンチェルトは、きっと複雑な曲だろうと構えていたが、とても優しい感じの曲だった。後で解説を読んだら、晩年の作品で、メタモルフォーゼンのすぐ後に書かれたものだと知り驚いた。憂いなどなく、若々しい明るさや希望を感じたからだ。長生きして、難解な芸術を超え人生の最後にシンプルで穏やかな気持ちになれる芸術家は幸せなのかなと思う。<br />
　オケコンは３楽章まで、とても控えめだと感じた。繰り返しながらたたみかけていくようなところも、やけにあっさりしている。後半は金管もがんばったが、欲を言えば、あともう少し勢いがあったら凄いという感じだった。（Ｇ）<br />
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指揮：アンドリュー・グラムス<br />
オーボエ：広田智之<br />
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バルトーク：ルーマニア民俗舞曲（管弦楽版） <br />
R.シュトラウス：オーボエ協奏曲 ニ長調 <br />
バルトーク：オーケストラのための協奏曲 <br />
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<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E382B5E383B3E38388E383AA-a9b07.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E382B5E383B3E38388E383AA-a9b07.JPG" width="700" height="393" border="0" align="" alt="サントリ.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E382B5E383B3E38388E383AAEFBC92.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E382B5E383B3E38388E383AAEFBC92.JPG" width="700" height="393" border="0" align="" alt="サントリ２.JPG" /></a><a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-10-28-2">
<title>ミュンヘン空港で</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-10-28-2</link>
<description>　いよいよ帰国となった。　空港内最後のairbrauに寄って、例のスープと小さな空港ビールを注文した。500mlで2､3ユーロ、300mlは２ユーロだ。飲み切れなかったが、これでミュンヘンともお別れだ。　甘くて、香りがよいのが、airbrauのWeissbierの特徴だろう。相変わらず店員は、無愛想で感じが悪い。（Ｇ）</description>
<dc:subject>ドイツ</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-10-28T04:49:24+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　いよいよ帰国となった。<br />
　空港内最後のairbrauに寄って、例のスープと小さな空港ビールを注文した。500mlで2､3ユーロ、300mlは２ユーロだ。飲み切れなかったが、これでミュンヘンともお別れだ。<br />
　甘くて、香りがよいのが、airbrauのWeissbierの特徴だろう。相変わらず店員は、無愛想で感じが悪い。（Ｇ）<br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E382A8E382A2E38396E383ADE382A4.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E382A8E382A2E38396E383ADE382A4.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="エアブロイ.JPG" /></a><a name="more"></a>
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</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-10-28-1">
<title>バイエルン国立歌劇場－ローエングリン</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-10-28-1</link>
<description>　10月最終日曜日、今日から冬時間だったのに、カールスルーエのホテルを出てから気がついた。このホテルの日曜の朝食は8時半、待ちくたびれていたので、夏時間で食堂へ行ったが、別に普通に出てきたので気がつかなかった。　10時のつもりでホテルを出るとやけに町中が静かで、市電の時刻の表示が一時間違う。そういえば、昨晩のニュースの最後にまもなく冬時間ですと言っていた。今晩という意味だったのだ。夏も冬もこの日を何回か経験しているのに、日本には無い習慣なので、どうも不安になる。夏時間になるときは取り返しがつかないが、逆は余裕だ。広い駅のカフェでゆっくり時間を過ごした。　シュトゥトゥガルトで乗り換えて、ウルムを通った。この前登った大聖堂は、確かに遙か天を突きぬけるようにそそりたつ塔だった。やっぱりＤＢは30分以上遅れてミュンヘン中央駅に着いた。　駅裏のシラーシュトラーセ近辺にたいがい宿をとる。今回もそこから一本入った通りだったのだが、通りの端まで行ってもホテルが無い。去年フィレンツェで飛び地の番地だった例もあり、難儀したので、戻ってその番地あたりのホテルに入り、尋ねてみた。するとそのホテルがまさに目的地で、土曜に名前が変わったばかりで、建物にもホテル名がまだ入っていないという。こういうこともあるのかと思い、やれやれと部屋の鍵をあけると、またびっくり、服が脱ぎ散らかしてある。荷物をもって、フロントに戻ると、前の人がとりちがえて、鍵を渡してしまったという。二度びっくりしましたよと言うと、今日はいろいろなことが起こる日ですよなんて、フロントの若いお嬢さんはやけに愛想がよかった。広くて、きれいで格安料金、訳ありホテルでも滞在は快適だった。　ミュンヘンのローエングリンは演劇的で、直立不動で歌う異邦人のようなローエングリンではなく、喜怒哀楽を表わす身近な人間として性格づけられている。ベルリン、ドレスデンのフォークトの若々しく甘い声は、迷いのない絶対的な信頼感をもつ清楚なローエングリン像だ。カウフマンは何年か前、チュリーヒのパルシファルを聴いて以来だが、歌い始めると声に歳を感じるような、暗くて、喉が締め付けられているような印象を受けた。でも声色で感情を表現できる人間的なローエングリン像だったので、演劇として奥行きが出る。基本的には苦悩を秘めた役所だったのだ。3幕の名乗りの場面とその前エルザの弟の話をするとことは、ｐｐから始まる。指揮者ケント・ナ..</description>
<dc:subject>オペラ（海外）</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-10-28T04:46:59+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　10月最終日曜日、今日から冬時間だったのに、カールスルーエのホテルを出てから気がついた。このホテルの日曜の朝食は8時半、待ちくたびれていたので、夏時間で食堂へ行ったが、別に普通に出てきたので気がつかなかった。<br />
　10時のつもりでホテルを出るとやけに町中が静かで、市電の時刻の表示が一時間違う。そういえば、昨晩のニュースの最後にまもなく冬時間ですと言っていた。今晩という意味だったのだ。夏も冬もこの日を何回か経験しているのに、日本には無い習慣なので、どうも不安になる。夏時間になるときは取り返しがつかないが、逆は余裕だ。広い駅のカフェでゆっくり時間を過ごした。<br />
　シュトゥトゥガルトで乗り換えて、ウルムを通った。この前登った大聖堂は、確かに遙か天を突きぬけるようにそそりたつ塔だった。やっぱりＤＢは30分以上遅れてミュンヘン中央駅に着いた。<br />
　駅裏のシラーシュトラーセ近辺にたいがい宿をとる。今回もそこから一本入った通りだったのだが、通りの端まで行ってもホテルが無い。去年フィレンツェで飛び地の番地だった例もあり、難儀したので、戻ってその番地あたりのホテルに入り、尋ねてみた。するとそのホテルがまさに目的地で、土曜に名前が変わったばかりで、建物にもホテル名がまだ入っていないという。こういうこともあるのかと思い、やれやれと部屋の鍵をあけると、またびっくり、服が脱ぎ散らかしてある。荷物をもって、フロントに戻ると、前の人がとりちがえて、鍵を渡してしまったという。二度びっくりしましたよと言うと、今日はいろいろなことが起こる日ですよなんて、フロントの若いお嬢さんはやけに愛想がよかった。広くて、きれいで格安料金、訳ありホテルでも滞在は快適だった。<br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E3839BE38386E383AB-b9fc5.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E3839BE38386E383AB-b9fc5.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="ホテル.JPG" /></a><br />
　ミュンヘンのローエングリンは演劇的で、直立不動で歌う異邦人のようなローエングリンではなく、喜怒哀楽を表わす身近な人間として性格づけられている。ベルリン、ドレスデンのフォークトの若々しく甘い声は、迷いのない絶対的な信頼感をもつ清楚なローエングリン像だ。カウフマンは何年か前、チュリーヒのパルシファルを聴いて以来だが、歌い始めると声に歳を感じるような、暗くて、喉が締め付けられているような印象を受けた。でも声色で感情を表現できる人間的なローエングリン像だったので、演劇として奥行きが出る。基本的には苦悩を秘めた役所だったのだ。3幕の名乗りの場面とその前エルザの弟の話をするとことは、ｐｐから始まる。指揮者ケント・ナガノの指示か、演出家、歌手の意思かわからないが、単調になりがちなローエングリンに色々変化をつけているようだ。<br />
　一幕序曲の間、家の設計図を少年が描いており、3幕までにその家を民衆と主役二人も加わって完成させる。屋根にはソーラーシステムがついている。呼び出し人は舞台上方にモニターで顔だけ映る。2幕はまだ建築中だ。舞台奥に歩道橋のような大きな橋があり、そこに人が一杯に並んで合唱すると距離間の問題でオケとものすごくずれるのだ。普通に舞台上の合唱はよいのだが、この演出だと避けられない問題なのだろうか。あるいは、距離を克服できるテクニックがあるのだろうか。3幕のローエングリンは中世のゲセルの出で立ちだった。やって来るときも帰るときもＴシャツにジャージで、家を建てる民衆と同じ服装だった。新築の家に初めの設計図を掛けるのは、ローエングリンが設計して一年間の生活設計も立ててきたということだろうか。エルザに振られると、ベッドの上に将来の子供用のベッドを載せ、火をつける感情的人間だった。<br />
　ローエングリンはブラバントを助けに来てあげただけで、去るときも感情は無いのがオリジナルだと思うが、今回の演出は振られて心を乱し去っていく男だった。<br />
　ケント・ナガノの指揮は特に何か感じるというわけでは無かったが、2幕の夜明けのファンファーレはやはり快感だ。これで満足してしまう人が結構いるようで、今日も隣の二人は2幕までで帰ってしまった。ワーグナーの音楽はやっぱりすごい魅力がある。（Ｇ）<br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E38390E382A4E382A8E383ABE383B3.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E38390E382A4E382A8E383ABE383B3.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="バイエルン.JPG" /></a><a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-10-28">
<title>ゼンパーオパーーローエングリン</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-10-28</link>
<description>　前後するが１４日、ドレスデンへ行った。　イースターのとき工事中だった駅前大通りの巨大なショッピングセンターが完成していた。エレベ川に橋を架け、世界遺産の認定を失なってでも、自由・便利さを追求する姿勢があちこちに伺える。　工事中の場所も次第に少なくなり、オペラからホテルへの帰りもショーウィンドウの明かりで、数年前の闇の恐怖は払拭された。しかしこの巨大なショッピングセンターを維持していけるのだろうか。益々観光に力がはいるだろう。　ローエングリンをパルケットの最後列で聴いた。初めての席で、１ラングの屋根にかかるし、音は悪いだろうと覚悟していたら、何とオケの音が丸い壁を伝わってうねって響いてくるのだ。ピット左の木管はものすごく近くに聞こえる。この劇場は本当によくできている。ここで聴くドレスデンのオケは最高だ。演出は古典的な直立不動で歌うパターンだったが、歌と音楽だけで大満足、地下から音が上がってくるようで、ホールの空間全体に音が響きわたっていた。　フォークトはここでも大人気。ほかの歌手陣もさすがドレスデン、バンダも安定しており勿論弦楽器も素晴らしく、とても満足した。翌日は雪、早すぎる冬到来だ。（Ｇ）</description>
<dc:subject>オペラ（海外）</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-10-28T04:44:03+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　前後するが１４日、ドレスデンへ行った。<br />
　イースターのとき工事中だった駅前大通りの巨大なショッピングセンターが完成していた。エレベ川に橋を架け、世界遺産の認定を失なってでも、自由・便利さを追求する姿勢があちこちに伺える。<br />
　工事中の場所も次第に少なくなり、オペラからホテルへの帰りもショーウィンドウの明かりで、数年前の闇の恐怖は払拭された。しかしこの巨大なショッピングセンターを維持していけるのだろうか。益々観光に力がはいるだろう。<br />
　ローエングリンをパルケットの最後列で聴いた。初めての席で、１ラングの屋根にかかるし、音は悪いだろうと覚悟していたら、何とオケの音が丸い壁を伝わってうねって響いてくるのだ。ピット左の木管はものすごく近くに聞こえる。この劇場は本当によくできている。ここで聴くドレスデンのオケは最高だ。演出は古典的な直立不動で歌うパターンだったが、歌と音楽だけで大満足、地下から音が上がってくるようで、ホールの空間全体に音が響きわたっていた。<br />
　フォークトはここでも大人気。ほかの歌手陣もさすがドレスデン、バンダも安定しており勿論弦楽器も素晴らしく、とても満足した。翌日は雪、早すぎる冬到来だ。（Ｇ）<a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-10-27-1">
<title>カールスルーエ歌劇場－ジークフリート</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-10-27-1</link>
<description>　２４日、カールスルーエのリングは前から気になっており、やっと、ジークフリートで来ることができた。大野さんが振っていた劇場だし、王宮もあるし、きれいな町を想像してきた。　駅を出るとすぐ前に動物園があり、かすかな日差しを浴びて、久々の午後の温もりを楽しむ人たちがカフェに座る光景があった。穏やかな週末、危険なにおいはしない。むしろ人が少ないという印象だった。　ホテルは劇場の近くで探したところ、着いてみるとその地域がどうも下町で外人居住区のようなのだ。ラテン系なのかアラブ系なのか髪の色も肌の色も黒っぽい人ばかりと出会う。土曜ということもあり、若者がたむろしていると、ちょっと怖い。ウィーンで空き巣に出逢ってから、人の見た目が気になるようになった。話し声はドイツ語なので、少しほっとしたが、町並みがイタリアの裏町みたいに古い。ホテルの窓からも、外に洗濯物を干す光景が見えた。　劇場までの最短距離はちょっと心配だったので、夜道は一本遠い見通しのよい通りから帰ることにした。帰り道を決めてから、お城の前まで行ってみた。劇場より北に行くと、お城を中心にしにした放射状に整備された街の区画に入る。ここは華やかな観光地で白人ばかりだった。ひょっとすると、この区画が特別にきれいで、ホテルのあるあたりは、元々住民のの生活空間だったのかなととも思った。　カールスルーエの劇場で聴くジークフリートもまた素晴らしかった。とにかくホールがよく響く。各楽器の調和よい響きがはっきり聞こえ、音楽の一部が強烈な音でかき消されることはない。無理に音量を出さなくて済むので、音の粒ひとつひとつが、きれいに響いてきこえるのだ。指揮者のJustin　Brownは、劇場のパンフレットによると、最近、日本で東フィルも振っている。ハンブルクのヤングは挑戦的な音楽で、１、２幕とも幕が上がるまではお客さんの聴覚を刺激するためか、テンポを落としていた。Brownはむしろ前向きのテンポで、たまにスビートピアノでメリハリをつける意外は、よくかみ砕いた、端正な感じの音の運びで、遠くを見据えたどちらかといえば、穏やかな音楽だった。2幕の森のささやきも、この曲の優しいほっとする部分が生き生きと感じられた。不思議とオケが歌をかき消すことがなかった。座席数がちょうどよいのだろう。個々のことをいえば、チェロの主席の音が朗々と響いて、美しかったこと、ジークフリトのホルンの部分は明らかに破綻しないよう守..</description>
<dc:subject>オペラ（海外）</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-10-27T22:35:56+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　２４日、カールスルーエのリングは前から気になっており、やっと、ジークフリートで来ることができた。大野さんが振っていた劇場だし、王宮もあるし、きれいな町を想像してきた。<br />
　駅を出るとすぐ前に動物園があり、かすかな日差しを浴びて、久々の午後の温もりを楽しむ人たちがカフェに座る光景があった。穏やかな週末、危険なにおいはしない。むしろ人が少ないという印象だった。<br />
　ホテルは劇場の近くで探したところ、着いてみるとその地域がどうも下町で外人居住区のようなのだ。ラテン系なのかアラブ系なのか髪の色も肌の色も黒っぽい人ばかりと出会う。土曜ということもあり、若者がたむろしていると、ちょっと怖い。ウィーンで空き巣に出逢ってから、人の見た目が気になるようになった。話し声はドイツ語なので、少しほっとしたが、町並みがイタリアの裏町みたいに古い。ホテルの窓からも、外に洗濯物を干す光景が見えた。<br />
　劇場までの最短距離はちょっと心配だったので、夜道は一本遠い見通しのよい通りから帰ることにした。帰り道を決めてから、お城の前まで行ってみた。劇場より北に行くと、お城を中心にしにした放射状に整備された街の区画に入る。ここは華やかな観光地で白人ばかりだった。ひょっとすると、この区画が特別にきれいで、ホテルのあるあたりは、元々住民のの生活空間だったのかなととも思った。<br />
　カールスルーエの劇場で聴くジークフリートもまた素晴らしかった。とにかくホールがよく響く。各楽器の調和よい響きがはっきり聞こえ、音楽の一部が強烈な音でかき消されることはない。無理に音量を出さなくて済むので、音の粒ひとつひとつが、きれいに響いてきこえるのだ。指揮者のJustin　Brownは、劇場のパンフレットによると、最近、日本で東フィルも振っている。ハンブルクのヤングは挑戦的な音楽で、１、２幕とも幕が上がるまではお客さんの聴覚を刺激するためか、テンポを落としていた。Brownはむしろ前向きのテンポで、たまにスビートピアノでメリハリをつける意外は、よくかみ砕いた、端正な感じの音の運びで、遠くを見据えたどちらかといえば、穏やかな音楽だった。2幕の森のささやきも、この曲の優しいほっとする部分が生き生きと感じられた。不思議とオケが歌をかき消すことがなかった。座席数がちょうどよいのだろう。個々のことをいえば、チェロの主席の音が朗々と響いて、美しかったこと、ジークフリトのホルンの部分は明らかに破綻しないよう守りの姿勢だったこと、3幕にはいると、弦楽器のまとまりが微妙にずれてきたことなどあるが、全体として、ここならチクルスを聴きたいと思う。演出もさっぱりとしていて私は気に入った。<br />
　割れた香取線香のような、木製の壊れた縦リングが横並びに提灯の骨のような空間をつくりその中に木製の板（舞台）が入り、主に歌手は舞台よりかなり高い位置で歌うことになる。単純な一つのセットの向きを少し変える程度で、照明は2幕で森の緑、3幕で炎の赤になるくらいで、シンプルだった。またしても、さすらい人の槍が倒れ転がってしまう失態があった。どこもヴォータンの槍にはもう一工夫必要なようだ。<br />
　もう一つ、意外だったのは、ホワイエの広さだ、客席数と同じとはいかなくても、相当数のテーブル席があり、パウゼで食事の予約するのにも余裕がある。カウンターもごったがえす様子が無く整然としていて、パウゼのストレスは無かった。付加価値の高い１２ユーロだった。<br />
　棒が降りると、飴を出したり、咳をはじめる、準備の遅いお客さんはどこにも居るが、この劇場は空間が広く、エッセンのような公会堂型なので、後ろの席まで視界も全開、前の人の頭も見えず座っていて、息苦しさが無い。（Ｇ）<br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E9A785.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E9A785.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="駅.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E382ABE383BCE383ABE382B9E383ABE383BCE382A8E9A785.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E382ABE383BCE383ABE382B9E383ABE383BCE382A8E9A785.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="カールスルーエ駅.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E382ABE383BCE383ABE59F8E.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E382ABE383BCE383ABE59F8E.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="カール城.JPG" /></a><br />
<a href="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/E382ABE383BCE383ABE382AAE3839AE383A9.JPG" target="_blank"><img src="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c0a/gruen/m_E382ABE383BCE383ABE382AAE3839AE383A9.JPG" width="700" height="525" border="0" align="" alt="カールオペラ.JPG" /></a><a name="more"></a>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-10-27">
<title>リンデンオパー－サロメ</title>
<link>http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2009-10-27</link>
<description>　２３日、クプファー演出のリンデンのサロメをやっと見ることができた。1979年以来続いている99回目の公演だった。指揮はフィリップ・ジョルダン。　これまで見てきたあちこちのサロメと違う感じがしたのは、まず、ヨハナン（Mark Doss）がとても生き生きとリサイタルのように歌うことだ。歌手固有の意志か、演出上の意図かはわからない。ヨハナンの地下の声を小さくしているのは演出の意図だと思う。字幕が出ているので問題はない。オケの音量はあるが、音楽はさらっとしていて、うねるわけでもなく、ストレートに天井まで上がってきた。一番良かったのはサロメ（Evelyn　Herlitzs）、この役は狂気を感じさせる演技が求められる。もっとダンスが上手い歌手はいるとは思うが、彼女の声は完璧だった。　最後銃声が轟きサロメは撃ち殺される。サロメが殺されるのは避けられない結末なのだが、客席からはブーが出た。　最近の舞台は、殺せと命ずる台詞までで、その後舞台を暗転させたり、家来が取り囲むなど、おどろおどろしい話の余韻緩和に配慮しているような気がする。（Ｇ）</description>
<dc:subject>オペラ（海外）</dc:subject>
<dc:creator>Gruen</dc:creator>
<dc:date>2009-10-27T22:22:05+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　２３日、クプファー演出のリンデンのサロメをやっと見ることができた。1979年以来続いている99回目の公演だった。指揮はフィリップ・ジョルダン。<br />
　これまで見てきたあちこちのサロメと違う感じがしたのは、まず、ヨハナン（Mark Doss）がとても生き生きとリサイタルのように歌うことだ。歌手固有の意志か、演出上の意図かはわからない。ヨハナンの地下の声を小さくしているのは演出の意図だと思う。字幕が出ているので問題はない。オケの音量はあるが、音楽はさらっとしていて、うねるわけでもなく、ストレートに天井まで上がってきた。一番良かったのはサロメ（Evelyn　Herlitzs）、この役は狂気を感じさせる演技が求められる。もっとダンスが上手い歌手はいるとは思うが、彼女の声は完璧だった。<br />
　最後銃声が轟きサロメは撃ち殺される。サロメが殺されるのは避けられない結末なのだが、客席からはブーが出た。<br />
　最近の舞台は、殺せと命ずる台詞までで、その後舞台を暗転させたり、家来が取り囲むなど、おどろおどろしい話の余韻緩和に配慮しているような気がする。（Ｇ）<a name="more"></a>
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