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新国立劇場-ジークフリート②楽日 [オペラ(国内)]

 楽日の席は4階1列目、私の場合は、手すりが邪魔で、結局手すりと壁の隙間から、双眼鏡を覗く姿勢で見ることになる。先週バックステージの説明を聞いたので、今日は視覚優先で、特に一幕は細かい動きを見るようにした。でも、何故か、鍛冶場面で前回に比べほとんど火花が散らず、少し残念。ミーメは、今日は上手に卵を割った。この舞台は、トンネルリングの完成形だと、先週説明があった。3幕の三角形の舞台は、キース・ウォーナーのTokyo Ringにも影響を与えたとも言っていた。
 音楽は、オケが慣れて来たのだろう、先週よりも、飯守節になっていた。金管を鳴らし、ちょっと私の耳の状態では、オケがうるさかった。でも歌の場面では、さっと音量が下がるので、そこは良い感じだ。きっと一階席のお客様が満足するような音量になっているのだろう。4階席からは、一切オケが見えないが、横のZ席から覗いてみたかった。
 2幕は、ファーフナーの手(足?)に窓が2つ見えるが、人が二人入っているそうだ。後ろから空気を送って膨らませるのだが、音がうるさいので、初めは少しずつ、オケの音量が上がったところで、一気に入れるらしい。今回は、3幕も歌手の表情を見続けたが、正規の演出なのか、二人とも思う存分、なりきって演技してくれた。酷評される心配のないaway公演の解放感があるのかなぁと想像したりもする。主役二人を見ていて、本当に、"愛する"とはどういうことなのか、考えさせられた。リングの筋書きにはすっかり馴染みになっているものの、ヴォータンに対する忖度も加わりブリュンヒルデが引き起こした事件の顛末を思うと、同情の余地ある登場人物ばかりだ。今年の秋には黄昏が聞ける。一年でリング2作品とは快挙だ。

Siegfried:ステファン・グールド
Mime:アンドレアス・ コンラッド
Der Wanderer:グリア・グリムスレイ
Alberich:トーマス・ガゼリ
Fafner:クリスティアン・ ヒュープナー
Erda:クリスタ・マイヤー
Brünnhilde:リカルダ・メルベート
Waldvögel:鵜木絵里、九嶋香奈枝、安井陽子、吉原圭子
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読響・第603回名曲シリーズー宮田大 [コンサート]

 宮田大さんのショスタコ1番を聴いてみたくて、出かけた。私の印象では宮田さんの音楽は落ち着いていて、余裕があった。ブリュッセルのコンクールでショスタコの熱演ばかり聴いてきたせいか、とても老成した音楽のように聞こえた。
 若い人の演奏に心打たれるとき、その要因は何だろう。まずは生気、高みへ挑戦する意欲、万全の準備、豊かな個性など、向こうで感じたことだ。宮田さんも世界のトップクラスの演奏家だと思うが、今日は適度に自重しているように感じられた。一楽章はまだよく音が鳴らず、2、3楽章は美しく豊かに歌ってくれて、4楽章で締めて、無難な演奏だった。テンポも、思ったよりゆっくりで、安心して聞ける。この作品は、追い詰められたり、切迫感があるのが魅力でもあると思っていたが、エリザベート3位の人は、テンポは速くても、温かい音だったし、今回は、余裕のある音、いろいろな可能性があるようだ。
 休憩後のシェエラザードは、読響木管楽器の名人芸を聴かせて貰った。素晴らしい。

指揮=ダニエル・ブレンドゥルフ
チェロ=宮田 大

シベリウス:組曲「レンミンカイネン」から"トゥオネラの白鳥"
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 作品107
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」作品35
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METライブビューイング 《ばらの騎士》 [映像・放送]

 Wagner 以外のライヴヴューイングは初めてだが、フレミングとガランチャがこの役は最後ということで、見に行った。映画作品として、歌と演技のレヴェルの高さに感嘆した。もう演じている感じがせず、作品中の人物を全人格的に体現して、どこから見ても、100%マーシヤリン、オクタヴィアン、オックスという人間だった。
 去年夏、バイエルンのペトレンコ指揮のばら騎士で、グロイスベックは、初めてオックスを演じたのではなかっただろうか。歌より自転車競技が良いと言うほどのスポーツマン、高貴な雰囲気の漂うグロイスベックが、どんなオックスを演じるかと話題になったが、metでは、カッコいい残像すらよみがえらないほどの、ダメ男を演じた。設定が19世紀末ハプスブルグ家崩壊直前で、オックスは、よくある、バイエルンの田舎者ではなく、軍服を脱ぐと下品さがみなぎる軍人だった。インタヴューでは、楽譜に沿って役を演じたと。特に下品にという指示はないと、新たなオックス像を樹立したようだ。
 ロバート・カーセンの演出では、3幕が驚きの娼婦の館。衣装は当時のものなのか、よく分からないが、上下に分かれたコルセットに靴下止め、ガウンを羽織るスタイル。オクタヴィアンもそのスタイルで、オックスに迫り、オックスの方が、たじたじになる。お化けが出る場面は、壁の絵画が下がり、女性の飾り窓となり、オックスが怯える。お決まりの鬘の場面も良くできている。一幕で、マルシェリンの髪を整えるのは、かつら担当の技術者で、衣装をつけて舞台に登場した。
 一幕の最後も、三幕の見せ場も、フレミングは素晴らしく、活発なゾフィーのキャラクターも、劇の進行に矛盾なく、最後はやはり涙を誘う。ガランチャは、本当に男性に見えるときもあり、さすがmetのばらの騎士、殿堂入り、恐れ入りました。

2017年5月13日楽日の上演
元帥夫人 :ルネ・フレミング
オクタヴィアン: エリーナ・ガランチャ
ゾフィー:エリン・モーリー
オックス男爵:ギュンター・グロイスベック
ファーニナル:マーカス・ブルック
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新国立劇場-ジークフリート [オペラ(国内)]

 四日目の公演に行った。何も前評判を聞いていなかったが、期待以上で、東京交響楽団が結構つぼにはまっていて、ポジティヴに驚いた。今までしかたなく聞いていた東フィルのあの残念なワーグナーは何だったのか。誰のせいだったのだろう。指揮者とオケの相性だろうか。始まりのFgはスラーじゃないなぁと、警戒したが、すぐに雰囲気が出てきて、テンポ感も、音量も、一、二幕はとても良かった。三幕だけは、力尽きたのか、弦も金管もばらばらになってしまったが、全体的にはヴァルキューレをはるかに凌ぐ実力だったと思う。舞台もノーマルで、私は気に入った。
 ステファン・グールドはじめ、歌手の皆さんも、とても良かった。やっぱりリングはいいなあと、どっぷり浸かって、時々ペトレンコのジークフリートを思い出しながら、ワーグナーを享受した。
 この日運良く、初めて、バックステージツアーに当選した。公演中の大道具の多くが、手動であり、だからこそ、自然に見えるという話は意外だった。一幕のミーメの小屋の鍛冶のセットが見事で、ジークフリートがトンテンカン刀を叩き、火花を散らしながら歌う見せ場は歌手の器用さがかなり関係する。この火花に関しては、初日にご観覧された皇太子殿下からのも、どのようにしているか質問が出たそうだ。グールドは器用で、両手を使って音と火花も同時に出しているとのこと。確かに金槌の音とオケがずれてしまう本番もお目にかかったことがある。このプロダクションでは、森の小鳥は4人出てくるが、そのうち最初の3人は2幕初めから木に登って出番を待っているとのこと。狭い場所で大変な仕事だ。3幕は、主役二人の表情や演技がとても自然で、清々しいプロダクションが見られて、良かったと思う。

Siegfried:ステファン・グールド
Mime:アンドレアス・ コンラッド
Der Wanderer:グリア・グリムスレイ
Alberich:トーマス・ガゼリ
Fafner:クリスティアン・ ヒュープナー
Erda:クリスタ・マイヤー
Brünnhilde:リカルダ・メルベート
Waldvögel:鵜木絵里、九嶋香奈枝、安井陽子、吉原圭子
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バイエルン国立歌劇場ータンホイザー‎(ペトレンコ) [オペラ(海外)]

 昨晩、コンクールの発表が深夜だったので、1時にホテルに戻った。翌朝6/4は朝一のLHでブリュッセルからミュンヘンへ。お目当てはペトレンコのタンホイザー、今秋の来日公演の演目で、先週がプレミエ、勿論チケットは早々に売り切れで、ブリュッセルから4回電話して、戻りチケットのことを聞いたが、どの日も無いと言われ、suche する覚悟を決めた。
 友達の家に荷物を置き、Yuyaさんの写真、ビデオ、インタビューなど、タブレットで見せると、彼女も一緒にsucheすると、言ってくれた。そして、タンホイザーに失敗したときは、夜レジデンツの キュヴィリエ劇場のコンサートがあるからと励ましてくれた。
 二人で14:30劇場前でTannhaeuser のsuche Karte を開始した。開演は16時。すでに、10人くらい、sucheしていた。3時頃だったか、フランス人女性が、チケットを持って、階段を上がってきたので、直ぐアイコンタクトで、近づいた。パルケットの良い席(カテゴリー1)だったので、決断。友達は、3:30頃まで、うろうろしてみたが、結局帰ったそうだ。
 演出はネットにある通りで、日本語でも来日公演の解説が詳しく出ている。 
 個人的には、ペトレンコの精緻で流麗な音楽に魅了され、特に1幕は、別の作品の如く、全く音楽が途切れず、音量も控え目、歌も、力んだり、叫んだりすることなく、例えるなら、公演全体が、フォークトの声のように爽やかで、舞台上で度々風に揺れる、レースのカーテンは、音楽のイメージそのものだった。フォークトは、ローマ語りの最後で少し喉を絞ったが、それまでは、ローエングリンのようだった。
 友達の家に帰ると、シュパーゲルが用意されていた。旅の始まりは、不安なことばかりだったが、すべて、希望が叶い、帰途につくことができた。

Musikalische Leitung:Kirill Petrenko
Hermann, Landgraf von Thüringen:Georg Zeppenfeld
Tannhäuser:Klaus Florian Vogt
Wolfram von Eschenbach:Christian Gerhaher
Walther von der Vogelweide:Dean Power
Biterolf:Peter Lobert
Heinrich der Schreiber:Ulrich Reß
Reinmar von Zweter:Ralf Lukas
Elisabeth, Nichte des Landgrafen:Anja Harteros
Venus:Elena Pankratova
Ein junger Hirt:Elsa Benoit
Vier Edelknaben:Solist/en des Tölzer Knabenchors
ミュンヘン空港にて
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エリザベートコンクール2017--Final6(結果発表) [コンサート]

 コンクール最終日、今日もチケットが無いため、早めの17時頃会場に行って、当日券を手に入れた。一人目のVictorさんは、本当に本選全員の中で、最高に素晴らしい、理想的な演奏だった。
・Victor Julien-Laferrière [Shostakovich, Concerto n. 1 in E flat major op. 107]
 パリ生まれのフランス人、プラハの春国際コンクールをドヴォコンで優勝しているそうだが、今日はショスタコーヴィッチ。すでに、CDもリリースしている。
 二人目は、Mr. Ivan Karizna [Shostakovich, Concerto n. 1 in E flat major op. 107]は、ベラルーシ出身、純朴で懐かしいようなショスタコを聞くことができた。
 22:30頃演奏は終了し、午前零時ごろから結果発表があった。帰る人もおり、客席は自由席と現地の方から教わり、一緒に前から5列目に陣取った。
 ステージ上には、審査員席と後ろに12脚の椅子がならべられ、審査員入場後、王妃がご臨席され、審査員長が一位から、一人ずつ発表すると、舞台袖から出てきて、審査員の先生一人一人と握手し、ホストファミリーらしき人から、花束をうけとり、審査員後ろの席に回る。
 結果一位は、今日演奏した、Victor Julien-Laferrière 、二位がYuya Okamoto、三位が、昨日暖かみのある音だった、コロンビアのSantiago Cañón-Valencia 。私としても全く異存ない順位だと思い、審査員の先生方に感謝だ。Yuyaさん、本当におめでとうございます。
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エリザベートコンクール2017--Final5 [コンサート]

 岡本さんの演奏が終わってしまって、何だか気が抜けたが、コンクールはまだまだ続く。今日と明日の最終2日間は、5月中旬時点でチケットが売り切れていたが、6/2当日に、舞台は見えないが聞くだけの席が出ると前日に言われ、17:45買いに行った。オケとソロとどちらが見たいか聞かれ、ソロの見える一番良い席をお願いすると、2Rang 中央6列目の席をくれた(12ユーロ)。最終日は、もう少し早く来た方が良いと言われた。
 座ってみると、音は小さいが、中央端の席なので、体をずらせば、真っ正面にソリストは見えた。

・Bruno Philippe [Dvořák, Concerto n. 2 in B minor op. 104]
フランス人、2014年ミュンヘンARD3位, フォイヤマン、2015年チャイコフスキーなどのコンクールで賞をとり、演奏活動している。ここで頑張ってキャリアアップ組、と言ってもまだ23才。

・Santiago Cañón-Valencia [Shostakovich, Concerto n. 1 in E flat major op. 107]
コロンビア出身、色々な国際コンクールで受賞。ヴァイマールのリスト音楽院卒業。長髪!

 評価の高いPhilipe さんの演奏を聞くと、優雅であり、強烈なところもあり、個性もあって、さすが、整っている印象だった。フレーズの頭を強調するのは、ヨーロッパ言語圏では、良しとされているのだろう。これは、以前ミュンヘンのコンクールを聞いたときにも感じたことだ。やはり、舞台が暑かったので、ドヴォコンの序奏が終わり、ソロが入るまでに、弦が下がってしまったのか、Yuyaさんと同じく低めの音程で出た。多分、シューマン、ショスタコより、ドヴォコンの方が、ハーモニーが要求されるため、音程(調弦の正確さ)が影響するのではないだろうか。一楽章の難所も、苦労しており、昨日を思い出す。ミュンヘンコンクール3位の人でも、いつもスイスイとはいかないのか。歌い方の好みは様々だが、私には、ちょっと合わないところがあった。
 二人目、コロンビアの人は、音がとてもまろやかで、角がない。Sublimationも乱暴な音は無かった気がする。たまたま、コンクールの映像のページで、マイスキーが叩きつけるような奏法でショスタコを解説しているのを見た後だったため、このように、丸い優しい音で奏でるショスタコは、めったに聞けないかもしれないと思った。

 20時開演まで時間待ちで、眺めのよい芸術の丘で、夕涼み。目の前は、王立図書館。15年以上前のアマオケの演奏旅行の時、よくわからず、三日間通い、7ユーロの当日入館証を作って、バッハ無伴奏5番の、アンナ・マグダレーナのオリジナル楽譜を見せてもらい、ファクシミリを売店で買って帰った。今日では、普通にオリジナルのコピーが出版されている。
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エリザベートコンクール2017--Final4 [コンサート]

 いよいよ岡本さんが弾くする4日目となった。一人目は、
・JeongHyoun (Christine) Lee
 fainalに残った韓国人は2名とも女性、曲はシューマン。ソウル生まれでアメリカで学び、既に欧米でかなりのキャリアだが、最近はここブリュッセルでも学んでいる。
 彼女は、Sublimationが始まってすぐ、情熱的に弾きすぎたかのように、弦を切って、出直してきた。
 でも、とても明るい、ひとなつっこい性格のようで、終始楽しそうに演奏した。私は昨日まで、三階席だったが、運よく昨日、今日の平土間の戻りチケットを手に入れた。そういうわけで、Sublimationは、色々な楽器の音色を、間近で聞くことができた。彼女のシューマンは、楽々と悩ましさもなく、聞き手を鬱々とさせることはない。
 岡本さんは、今まで聞いてきた人とは、全く違うタイプだった。痩せているせいもあるが、体をしならせ、のけ反りながら弾く人ばかり見てきたため、初めは、非力に受け取られはしないか心配になった。でも、Sublimation でソロが、堂々と目立つ必要が、果たしてあるのかなと気づいた。思い悩む人の声が、自然を突き抜けて轟くだろうかと。時には自然(オケパート)に埋もれながら、自分を探し昇華すると考えると、音が大きければいいのかと問いたい。
 岡本さんのドヴォコンは、聞く度に繊細になって行くようだ。とにかく舞台が暑いらしく、大汗をかき、弦は下がり、いつものようにスイスイとは感じられなかった。あまり調弦しない人もいるということは、暑さに強い弦なども工夫する必要があるのかもしれない。
 岡本さんの繊細で深い解釈のドヴォコンは、新境地と言えはしないだろうか。聴衆を次第に引き込み、集中させて行ったように思う。平土間席では、立ち上がって拍手する人が多数いて、毎年来ている人の評判は良かった。
 常連さんの日本人と一緒に、出待ちしたが、まず、ドイツPresseの取材を控え室の方で受けているとのことで、一向に出て来ない。確かに、ドイツ人は本選に残らなかったので、ミュンヘン音大生のYuyaは、重大な取材対象かもしれない。日本人の取材が終わると、午前零時時だった。
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一人目奏者Lee さんと
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日本メディアの取材
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エリザベートコンクール2017--Final3 [コンサート]

 今日で3日目だが、これが終わってやっと半分、審査員の方々は本当に大変だ。

・Maciej Kułakowski
 ポーランド人だがドイツで勉強している。若いがかなりのコンクール歴。日本には来ていないようだが、欧州各地で演奏している。曲は、ショスタコ。
Instrument : Charles Gaillard (1867), loaned by the Deutsche Stiftung Musikleben

・Seungmin Kang (ソンミンカン)
 韓国人女性、10年前の八王子・カサドコンクールで優勝している。1987年生まれということで、プロとしてのキャリアも長く、本選出場者では最年長だ(80年代生まれはひとりだけ)。曲はドヴォコン。
Instrument : Vincenzo Trusiano Panormo (1811)

 開演前、初めて会場で、細川先生が紹介された。見えなかったが、国王ご夫妻もご臨席されたはず。
 今日の席は2Rang の中央と左側の境、4列目。昨日までと雰囲気が違い、舞台が見えない席が多く、移動しては、戻って来る人続出。私は手すりの隙間から見えたのだが、いざ始まると、前の人が前のめりになり、シャットアウトされ、一人目のショスタコは、立って聞いた。一楽章が終わったところで2Rang 奥の方で、拍手が起きたり、演奏中1Rang仕切り席の警備員の無線の声が、ラジオのように、間近に飛んできたり、間の悪い咳をする人も多く、気の毒だった。
 休憩で帰った人もいて、後半は、急に席があいた。思うに、観劇気分で国王ご夫妻を見にきて、ちょっと音楽聞いて帰り16ユーロなら、お手ごろな値段なのかもしれない。
 Kułakowskiさんの音は、とても真面目で誠実、音楽の細部まて納得行くまで追及しそうな感じ。必要以上になパフォーマンスは無く、地味だが、テクニックの素晴らしさは言うまでもなく、音楽はさらに深い。そういう意味では、前日二人目Pascal さんには、華やかさがあった。Sublimation は、pizzが、ギターの音のように、軽かったのが、印象に残ったが、作品との一体感というか、繊細なオケとの調和があったと思う。
 ソンミンカンさんは、対照的で、終始思いの丈を投入する、情熱的な演奏だった。Sublimationの東洋的な音はさすが手慣れており、京劇の音ように聞こえるところもあった。pizzでは、さっきはギターみたいだったのに、バチバチやったので、前の席の人が驚いていたようだ。残念だったのは、ドヴォコンで3楽章で、オケとずれてしまったことだ。彼女は良くテンポを変え、マイスキーみたいに、最後をはしょるような弾き方をするので、トリルの小節が詰まったのに、オケが対応できなかったのではないだろうか。録音を聞いてみないと、確かなところは分からないが。その直後、泣きそうに悲しいメロディを歌い、軽快に、コンマスとのデュエットに入った。彼女の熱演に、聴衆が湧き、2Rangでは立ち上がって拍手する人も沢山いた。

写真は、昼間見たマグリット、ブリューゲル、ダリ
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エリザベートコンクール2017--Final2 [コンサート]

・Yan Levionnois
 フランス人で、数々のコンクールに通っている。かっこいいWebページを持っていて、それによると新作の楽器と弓を使っているようだ。Instrument : Patrick Robin

・Aurelien Pascal
 この人もフランス人、コンクール歴も凄いし、日本でもコンチェルトやリサイタルをやっている。
Instrument : Charles-Adolphe Gand (1850)

 今日の席は2Rのバルコニーの舞台に一番近い端の最後列。柱の横に、ちょうどソリストと指揮者の視界が確保できる。審査員の先生方を見ていると、細川作品のスコアを真剣に見ている方、ただ静かに座っているだけのように見える方、様々だが、教育者と演奏家の違いのようなものかなと思った。
 この日、二人の演奏を聴いて思ったのは、審査員の先生方が嫉妬するような音楽が、一位になるのではないかという感覚。自由曲は、自由におやりなさい、でも、委嘱作品は、念入りに聴きましょう、とでも思っているかのように、自由曲が終わっても、特に反応はないが、細川作品の後は、お隣どうし、話している様子が見える。
 二人目のPascal さんは、演奏家として完成されている印象で、キャリアアップの為に来たタイプだろうか。細川作品も音づかいに工夫があり、ショスタコも、素晴らしく、拍手がすごかった。二次予選でも感じたが、ソリストに合わせオケは変化するので、素晴らしく調和のある、ショスタコだった。
 Levionnoisさんも、勿論素晴らしいが、ドヴォコンで、審査員の先生方をうならせるような演奏を披露するのは、なかなか難しい気がする。オケをリードするようなドヴォコンを、今後聴くことが出来るだろうか。

この日の視界
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細川作品の打楽器 ティンパニ上の黒色のりん?の音色が美しい
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審査員席の後ろに細川先生
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ナミュール散策 [ベルギー]

 コンクールは夜8時からなので、昼間ナミュールを訪ねてみた。坂道ばかりで、人の多い観光地ブリュッセルから少し離れるには、ちょうど良い距離で、街を歩きだすと、何だかほっとした。生活感があり、普通の平らな町で、お店も結局ドイツの町と同じチェーン店も多い。お昼時だったこともあり、行き交う人達はのきなみ知り合いのようで、店で、カフェで、親しげに何人もと、挨拶をかわしていた。
 駅は外観を残し中はとても新しい。昔を知らないが、リエージュ駅がすごく綺麗になったのと、同じ感じなのだろう。ドイツ鉄道と違う、デザイン性があると感じた。
 地球の歩き方通り、徒歩での城砦(Citadelle)を上った。色々なルートがあり、行きは緩やかに、帰りは気づいたら、城砦の中を歩いていた。古代からの要所であるが、城砦は17世紀のものらしい。

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市庁舎 正午に盛大な鐘の音、二度繰り返し国歌??
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エリザベートコンクール 2017 -- Final1 [コンサート]

 エリザベートコンクール2017本選が、ベルギー国王ご夫妻ご臨席のもと、開幕した。入場したオケが立ち上がると、客席は後方を向き、拍手。すると貴賓席に、国王ご夫妻が入場され、弦楽器のチェロ以外は、立ったまま、国歌が演奏された。管楽器の位置は見えなかった。国歌のメロディーは知らなかったが、15年前、ベルギーの演奏旅行で準備したベルギーの曲のイメージがよみがえった。これが、ブラバントの音楽だったのだ。
 今日はコンチェルトがシューマンとショスタコーヴィッチで、細川先生の新作は15分程度の小品なので、意外と早く10時15分くらいには終わった。ドボコンを弾く人は4人いるが、同じ日にはなっていない。
 本日ひとりめはSihao Heさん、中国人。アメリカで勉強して若いが数々のコンクールで好成績を納めている。Instrument : Carl Becker
 二人目は、Brannon Choさん、アメリカ人だが中国系だと思う。更に若くコンクール歴も凄い。
Instrument : Antonio Casini (Modena, 1668)

 今日の席は2Rang の横で、演奏している姿は、斜め前の2人のご婦人の、美しい扇子にさえぎられ、殆ど見えなかったが、この位置での音色の違いは判る。細川作品については、二人とも特に個性の違いはわからなかったが、審査員の先生がたの中には、Remeditation だけ、身を乗り出して聴いている方もあった。
 Heさんは、一次予選から、良くメディアに登場している。テクニックが抜群で軽快、三階席まで、シューマンの細かなパッセージがクリアに聞こえた。ショスタコ1番を弾いたChoさんの音は、曲相応に重いが、優しい音で、迫力もあった。隣の男性にどちらが好みか聞かれたが、目的は、6/1なのでと、やんわりPRした。
 開場前、プログラムを見ながら座っていると、向かいのオランダ語の女性二人が、あっちに座っている人は、Yuyaじゃないかと、プログラムを指さしている。確かに黒髪でスマート似てないとも言えないが、すかさず、ここには来ませんと口を挟むと、そうか、作品のイメージングをしているのかと、納得したようだった。セミファイナルまでいた出演者とおぼしき人も聴衆にいた。
 ここでは、結構オランダ語の方が、沢山聞こえる。町の中でも、あっ、ドイツ語かなと思うと、一つのグループでオランダ語とフランス語両方で、話していることがある。
 ブリュッセルの人達は、外国人にも、優しい気がする。パリのように、フランス語に固執していないので、細かな話は、片言の英語も丁寧に聞いてくれる。でも、たいがい、仏語も少しは分かるだろうという、前提の気がする。
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Galerie St. Hubert のチョコレート店 [ベルギー]

昔は心ときめいた、チョコレートたち、今日は暑いので、アイス
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ブリュッセルで宿の移動 [ベルギー]

 2次予選くらいまでは大変寒く、出場者も厚着をしているという情報があったが、こちらへ来たら気温は30℃近くありそうだ。
 二日目は駅の反対側、グランプラス近くのアパート。WINDSURFはビアバーで、隣の扉がアパート入り口だった、一度通りすぎたが、鍵の受け渡しがこの住所なので、店の中に声を掛けたら、少し年配マダムが出てきて、フランス語のみで案内された。その場の雰囲気で、仕方なく少し仏語を使ってみたら、良く使っていた基本的言い回しが、頭にすっと浮かんで来た。
 まだ掃除が出来ておらず、グランプラスを一回り。布団カバーは替えてないが、コーヒーマシン+コーヒーがついていたので、値段で我慢。

芸術の丘の近く
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サン・ミッシェル大聖堂、
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Alcea Kwartet--"BOZAR" [コンサート]

 日曜日の午前、会場下見を兼ねてパレ・デ・ボザールにカルテットの演奏を聴きに行った。地元ベルギーの若い女性の団体で、力強い演奏だった。
 細川俊夫氏の作品が演奏されたが、私自身何度もベルリンに行きながら、氏のオペラを見ていない。本選の新作が、細川先生の作品と発表されたが、岡本さんは同じ日本人だし、日本で若手有望チェリスト6人がケラスの伴奏をした時、(本人が弾いた訳ではないが)細川作品に接しているので、有利であると信じたい。
http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2016-06-22

Alcea Kwartet
Quartettsatz, in c, D 703 Franz Schubert
Silent Flowers, Toshio Hosokawa
String Quartet Maurice Ravel, inF
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ブリュッセルに到着したが… [ベルギー]

 パスポートコントロールでは、"コンニチハ"と先に言われ、すんなり通過した。しかし直ぐに大失態、空港駅で中央駅までの列車のチケットを、自販機で買った時、一度目はクレジットカードが反応せず、後ろの人を気にしながら、もう一度トライ、今度は買えた。気を良くして、日本よりも時間が掛かりなかなか出て来ない、或いは、そもそも自分で抜き取る機械だったのかもしれないが、クレジットカードを忘れて、そのまま切符だけ取ってその場を立ち去ってしまった。気付いたのはホテルにチェックインした時で、クレジット会社に連絡だけして、再発行手続きをした。
 ブリュッセルの街は15年ぶりくらいか、思ったより坂道が多く、道も入り組んでいて、荷物を持つ身には歩き辛い。
 取り敢えずコンクールの会場、パレ・デ・ボザールへ行って、チケットを聞いたが、やはり全て売り切れで、最後の2日間のチケットを手に入れることはできなかった。
 長時間飛行機で寝てきたのに、何だか疲れてそのまま爆睡。旅の初日に注意する戒めをつい忘れてしまった失態の話。
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アブダビ空港にて [旅行]

 アブダビ行きは、エティハド航空とANAのコードシェア便で、日本語アナウンスもあった。飛行時間は11時間、ヨーロッパ直行便なら現地に着いている頃、やっとアブダビ空港に到着。
 ETIHAD航空は行程が早い。成田で2時間前チェックイン開始のはずが、およそ3時間前から開始、全員搭乗したらこれも予定時間より早く離陸。アブダビ到着も予定の30分前。ラマダン開始(5/27 0:00~)とほぼ同時に入国した。アフダビ到着時のアナウンスで、ラマダンが始まったので、公共の場での飲食は、ご遠慮下さいと言われた。
 アブダビ乗り継ぎで、チケットに大きく表示されている時刻が実はbording time であったことに気づいた。乗り継ぎ案内のボードに見当たらず、あせって空港の人に聞いたら、inside!と言われてしまった。
 乗り継ぎまで2時間あったし、早く到着していたが、取り敢えず搭乗口まで行ってみると、ちょうど搭乗開始されたところ。出発2時間前、表記の1時間前だ。何でこんなに急かされるのか、促すように、どんどん搭乗口から、シャトルバスへ乗せられた。機内で見ていると、boading time は最後のお客さんが、着席する時刻のようだった。30分前に離陸し、30分前に到着するのが、エティハド流のようだが、どこの国でも通用するのか不思議だ。石油王国の国営航空、離着陸のpriorityが高いのだろうか。
 成田からのCAさんは、ちょっとaboutな感じで、配膳で、人を飛ばしたり、飲み物を配っても、呼び止めないと、素通りされてしまう。成田からの便は、非常口付近くに、洗濯物かゴミの袋か、透明のビニール袋が置いたままで、いいのかな…?全体的に、お客さんよりキャビンアテンダントの方が、高位にあるような印象だった。
 乗り継ぎのブリュッセル行きになると、結構丁寧な応対だった。ヴェジタリアンや子供食をの食事を予約していた人がかかなりいた。機内食は悪くなかった。ただ、CAさんが、ごく普通にあちこちでワゴンをぶつけながら配膳しているのには少し驚いた。日系キャリアとは違う。LHやANAでは見たことがない。
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ブリュッセルへ [旅行]

 岡本侑也さんがエリザベートコンクールのファイナリストとなったので、急遽応援に行くことにした。
 1次から出場者の皆さんのレベルの高さにに驚いたが、岡本さんの1次予選を聴いた後、これは大丈夫だと思い、二次予選前5/14に、本選の残席がある最初の4日分をネットで購入した。本選は6日間続き、この時点で既に最後の2日間は売り切れていたが、結果的に岡本さんの演奏が4日目となり、何とか席は確保できた。
 日曜の朝、本選進出を確認してから航空券を探しにHISへ。これも前週まではタイ航空があったのだが、安いチケットは引き上げられており、結局エティハド航空に決定。航空券も寸前には値段が変わる。
 このあと大変なことが発覚!何とパスポートの有効期限が足りないことに気付いて焦ったが、日曜のパスポートセンターで事情を必死に説明し、何とか出発日の金曜発行で事なきを得た。
 南回りで約1日の行程だが、急ぐ旅でもないののんびり行こうと思う。
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山崎伸子チェロ・リサイタル with 小菅 優 [コンサート]

 山崎先生が10年越しで取り組まれてきたリサイタルの10回目(最終回)は、昨年末行われるはずだったものが、延期になっていた。私は第1回目から、都合7~8回くらいは聞いているはずだ。
 ピアニストは毎回違うが、小菅優さんは前にも共演されていて、最終回にも出演されたということは、とても気が合うのだろう。さらに先を展望した、素晴らしいお二人の共演だった。
 これまでの、とてもエネルギッシュな演奏と比べ、今日は穏やかで優しかった気がする。確信はないが、バッハ無伴奏は弓を換えていたのか、柔らかい音だった。お弟子さんたちの活躍に触発されたような、生き生きした6番だった。
 よく響く紀尾井ホールで、最高級の楽器の音色を堪能し、ご自身もこの10年を回想しながら、ラフマニノフを演奏されたと、ご挨拶された。ノスタルジックなラフマニノフが今の心境に合っているのか、アンコールもラフマニノフの小品2曲だった。
 いつものようにチェロを背負ったお弟子さたちがたくさん集まっていたが、10年の間に顔ぶれも変わり、現役のプロオケ首席の方々のお顔も見えた。立派に羽ばたいていった弟子のひとり、岡本侑也さんは、いよいよ来週エリザベートコンクールの本選に挑む。

出演者:山崎伸子(Vc),小菅 優(Pf)曲目J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV1012,マルティヌー:チェロ・ソナタ第1番H.277,ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調Op.19
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「ジークフリート」ハイライトコンサート [オペラ(国内)]

 新国立劇場ジークフリートのカヴァー歌手による抜粋公演が中劇場であった。指揮者城谷さんの試みなのか、ピット内はヤマハエレクトーン2台、ティンパニ2台で、お手軽オーケストラのような面白い演奏だった。エレクトーンが色々な楽器の音を出すことが出来るのは知っているが、フルに活用すると、オーケストラにたどり着くのか。一体何種類の音があるのだろう。金管楽器の音はちょっと馴染まなかったが、大勢の弦楽器奏者が弾いているように錯覚する場面もあり、コントラバスのピッチカートなど、本物のようだ。たった一音のミスタッチの影響は大きく、けん盤使用の音域限界もあるかもしれないが、下手なオケより、音程は揃っているわけで、伴奏側の音量調節が可能なことで、歌手も楽に歌えるということにはならないだろうか。
 例えば国外の小さな町でオペラをやりたいとき、歌いたい歌手は居るのにチャンスに恵まれないような時、曲を熟知し、熟練した技能をもつエレクトーン奏者付きで派遣したら、オケを雇うより、手間がかからないかもしれないと、ふと思う。周到に準備すれば、エレクトーンでここまで出来るのかと、とても驚いた。かといってオケの仕事を奪ってしまうほど、受容されても困るしと、勝手な想像をしている。
【ジークフリート】今尾 滋【ミーメ】青地英幸【さすらい人】大塚博章【アルベリヒ】友清 崇【ファフナー】志村文彦【エルダ】石井 藍【ブリュンヒルデ】橋爪ゆか【森の小鳥】三宅理恵
【エレクトーン】西岡奈津子/小倉里恵
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ラ・フォル・ジュルネ シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 [コンサート]

 毎年フォルジュルネのコンサートを選んで、誘ってくれるご夫妻があり、演奏後夫婦4人で食事をするのが恒例になってきた。私たちはオケ仲間との宴会が人生の大半をしめており、落ち着いて夫婦単位で会う機会は少ない。社交っぽいコンサートといえば、パリのシャンゼリゼ劇場で垣間見た、マダム主導の年配ご夫妻方の姿が思い浮かぶ。私たちは落ち着いた年配夫婦とは程遠いが、来場者数がほどよく落ち着いた、フォルジュルネを、少しばかり受身の気持ちで過ごすことで、必死でかぶりつくいつものコンサートと違う体験ができ、初夏の風に吹かれて、心地よいひと時だった。
 今年は初めて、ホールCに入ったが、スクリーン大画面も、PAも無いようだった。席は2階席、予想以上に音が響いていたのは嬉しい驚きだった。竹澤恭子さんも、シベリウスのVnコンチェルトも聴くのは久しぶりで、竹澤さんのイメージは少し変わっていたが、昔思い入れのあった曲を、繊細に対応してくれるオケで聴くことができて良かった。時折ホール全体に静寂さが漂い、大空間でリフレッシュできたと思う。

シベリウス:悲しきワルツ
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
竹澤恭子 (ヴァイオリン)
フランス国立ロワール管弦楽団
パスカル・ロフェ (指揮)
ホールC(1494席)

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国立新美術館ー ミュシャ展 [美術・博物館]

 友達に誘われ、国立新美術館に、ミュシャ展を見に行った。いつもは乃木坂駅経由で行くが、今回初めて、六本木駅で下車し、正面入口から入った。ちょうど草間彌生さんの展覧会も開催されており、庭の木々は水玉模様の装いだった。題名がさすが「木に登った水玉 2017」とは。
 去年の冬プラハを訪ね、スメタナホールのある市民会館でミュシャの天井画も見た。スラヴ叙事詩は、国民楽派スメタナの交響詩「我が祖国」から着想を得たとウィキペディアにあり、成る程と思う。この巨大な絵画全20作品がチェコ以外で展示されたのは、東京が初めてとのこと。パリ時代、アール・ヌヴォーのポスターも展示されていたが、その華やかさは、スラヴの作品の中でも、ほんのり感じる。戦いの後を描いた作品でも、血は流れず、淡い色調に、苦悩をあえて強調しない静寂を感じる。6mx8mという巨大な絵でも、重苦しさ、圧迫感がほとんどない。民衆一人一人が主役であり、実際村人に昔の衣装を着せ、写真を撮り、キャンバスに描き分けたそうだ。
 春を感じた、幾らか明るい空気の作品は、ミュシャの故郷イヴァンチツェで、チェコ語の聖書を印刷した(15c)題材のものだった。
 絵の中から後世に厳しい眼差しを送る人物、テレビ画面から出て来るように、絵の枠から飛びだす英雄、不思議な遠近感。ミュシャの描く時空から、控えめだが、語り継いでいきたいスラヴ民族の確かな愛国心が伝わって来る。
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シュトゥットガルト歌劇場の新作「地震」オペラについて [演劇]

 「地震」という言葉に敏感になった今日、地震のオペラという題名に反応し、ドイツ文化会館に討論会を聞きに行った。
  これまで、ヨーロッパの歌劇場のインテンダントが、宣伝に来た講演を結構聞きに行ったが、この日のシュトゥットガルト歌劇場は、聴きに来て欲しいとは決して言わなかった。あくまで、ドイツ文化センターの催しであり、日独双方向の同時通訳付き、劇場の経済的苦労にはふれない、創造的な演劇の話しであって、現在制作中という、興味をそそる企画だと思った。
 会場の客席が扇状で、日本のボックス式の椅子の並べ方とは違い、オペラハウスを連想する。二人の演出家として紹介されたのは、インテンダントのWieler 氏(ヨッシ.ヴィーラー)、ドラマトゥルグMarabito氏(セルジオ・モラビト)、舞台美術のViebrock氏(アンナ・フィーブロック)、脚本家のBeyer氏(マルセル・バイアー)、作曲家の細川俊夫氏、読響指揮者でもあるのCambreling氏(シルヴァン・カンブルラン)、司会は森岡実穂さん、それぞれの立場での話が聞けた。この劇場の舞台が先進的であることは、個人的には10年以上前ツァグロセク音楽監督時代からのイメージだったが、今では、現在人の心に響くことをを第一に、劇場に関わる歌手、コーラス、スタッフ、一人一人が芸術激責任を持って、仕事していることが、この劇場の特徴であるとのこと。(Wieler氏の言だったように思う)
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東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.8神々の黄昏 [オペラ(国内)]

 マエストロヤノフスキのリングチクルスが、ついに黄昏まで来た。この4年間で、自分の聞き方も温和になってきたが、N響が厳しい(らしい)ヤノフスキに食いついて行き、破綻しなくなったのは、確かな進歩だと感じる。勿論メンバーは同じではない。今年は、向山さんがチェロ首席を務め、音符が聞きとれる、舞台上の演奏ならではの体感も、ついにここまでクリアになったと思うと嬉しい。3幕で、多少綻びは見えたが、二日目の公演は、さらに期待できるだろう。
 歌手陣の主役二人(*)は、代役として3/29に来日したそうだ。ジークフリートは、かなり緊張ぎみだったが、幕が進むにつれて、少しずつ調子が出てきた。多分二日目目は、もっと堂々と歌ってくれるだろう。ブリュンヒルでデは、一幕では、かん高い絶叫が気になったが二幕以降は落ち着いたように思う。
 二人以外のソリストは、何の不安もなく、違和感なく、ゆっくり楽しませてもらえて、「春祭」の進歩に感謝したい。アルベリヒ、ハーゲン、ヴァルトラウテ、グートルーネも、来日されたゲストの皆さん、それぞれ素晴らしかった。
 客席にはカタリーナが来ていたが、明らかに太り過ぎ。夏までに何とかするのだろうか?
指揮:マレク・ヤノフスキ
*ジークフリート:アーノルド・ベズイエン
グンター:マルクス・アイヒェ
ハーゲン:アイン・アンガー
アルベリヒ:トマス・コニエチュニー
*ブリュンヒルデ:レベッカ・ティーム(4月1日)
        クリスティアーネ・リボール(4月4日)
グートルーネ:レジーネ・ハングラー
ヴァルトラウテ:エリーザベト・クールマン
第1のノルン:金子美香
第2のノルン: 秋本悠希
第3のノルン:藤谷佳奈枝
ヴォークリンデ:小川里美
ヴェルグンデ:秋本悠希
フロースヒルデ:金子美香
管弦楽:NHK交響楽団(ゲストコンサートマスター:ライナー・キュッヒル)
合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:トーマス・ラング、宮松重紀
音楽コーチ:トーマス・ラウスマン
映像:田尾下 哲
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ザ・シンフォニカ 第61回定期演奏会 ―ブルックナー交響曲第5番 高関 健 [コンサート]

 高関先生のブル5ということで、チケットを頂いて楽しみにして出掛けた。シンフォニカはアマオケだが東京屈指の実力を誇っており、期待にたがわぬ名演だった。
 前半ブラッハーと言えば、チェロ弾きにとっては昔のベルリンフィル12人のレコード(!)に入っていた軽快な曲を思い出すが、この曲はもっと古典的だが適度にモダンな聞きやすい曲。プログラムにも書いてあったが、バルトークのオケコンのように、管楽器特に木管のソロが頻出する曲で、中でもクラリネットの技術・音色とも完璧で驚嘆した。
 後半ブルックナーで先生は暗譜での指揮。時代掛かったアゴーギグも無く、良く流れて歌う演奏だった。オケもさすが、安心して聴いていられた。
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洗足学園音楽大学 第44回アンサンブルアカデミー演奏会 [コンサート]

 所属アマオケの指導でいつもお世話になっている先生からチケットを頂き、はるばる出掛けた。「洗足学園」と言っても東京の「洗足」にあるわけではなく、神奈川県の溝の口駅から歩いて数分、写真のように大変ユニークなデザインの建物が道沿いにあるので目立つ。
 会場は構内のホールで、内外装は地味だが音楽専用で音は良い。ただお客さんがあまり入っておらず、多分身内の方だけなので、そのせいかもしれない。席に座席番号が書いていないようだったが、指定席の時はどうするのだろうか。
 オケは音大生と卒業仕立ての若手奏者にオーケストラの経験を積ませることが目的で、洗足以外の大学の方も混ざっているようだ。指揮者は無しで、先生がコンマスとして加わり、皆で合わせていくわけだが、これがなかなか素晴らしかった。
 基礎的な技術はある方々が、かなり練習を積んでいるので、ただ縦横が合うというのではなく、かなり濃密で突っ込んでくる演奏だった。その上皆さんかなり楽しんで、余裕を持って弾いている感じだ。
 特にブラームスのセレナードは初めて聴いたのだが、大変素晴らしい曲だが、これを指揮者無しでやるのはかなり大変だったかもしれない。見事だったし、遠路はるばる行った甲斐があった。
 帰りは駅のそばのでかいビアホールに行ってみた。

洗足学園音楽大学 第44回アンサンブルアカデミー演奏会
指導:永峰高志
ベートーベン エグモント序曲
ヴィヴァルディ― ファゴット協奏曲 ホ短調
ブラームス セレナード 第1番

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モルゴーア・クァルテット第45回定期演奏会 [コンサート]

 横浜でのショスタコ全曲演奏会以来、1年ぶりに行ってきた。場所は東京文化の小ホールで、8割ほどの入り。 http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2016-01-01
 1曲目、ベートーヴェン作品18-4はアマチュアでも良くやる曲だが、早くて軽い弓でさすがに鮮やかだ。次のヴァインガルトナーは曲想は古典的だが、何か皮肉っぽいというか、ひねった感じのある曲で、作曲者の性格を表しているのだろうか?
 休憩後ツェムリンスキーは一番気に入った。無調に近い美しい曲だが、最後にショスタコ的無窮動が来る。荒井先生も一番モルゴーア的な(変な)曲だと仰っていた。
 今回で定期45回目、25周年ということだが、さすがお客さんも長年のファンが多くて質が高く、演奏中は冬のこの時期にも関わらず咳1つ聞こえないし、まして飽きてガサガサするおば様もいない。
 恒例の荒井先生のお話も和やかな雰囲気で、最後はグルダの弦楽四重奏からスケルツォがアンコール。チェロ弾きにとってグルダと言えば、例のチェロ協奏曲が思い浮かぶので大いに期待(?)したが、意外とまともで少し拍子抜けした。(B)
 
モルゴーア・クァルテット
 荒井英治、戸澤哲夫、小野富士、藤森亮一
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 作品18-4
ヴァインガルトナー:弦楽四重奏曲 第3番 ヘ長調 作品34
ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲 第3番〔1924〕
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仙台フィルハーモニー管弦楽団ー第306回定期演奏会 [コンサート]

 仙台フィルの定演を、仙台まで聴きにいった。目的は、ベートーヴェンのトリプルコンチェルトを演奏するチェロの岡本さん。通常定演で使っているホールが改装中とのことで、目下残響が乏しい別会場を使用しているそうだ。
 覚悟して臨んだベートーヴェン、ところがチェロのソロが美しく歌い始めると、むしろ古典派らしく、ありのままの音が聞こえ、音域的にチェロはよくピアノにかき消されることがあるが、今回、残響が無いことで、各楽器の音楽が良く分離して聞き取れて、むしろ貴重なアンサンブルを楽しめた。
 三人とも、お互いに敬意を持っているのが、音楽から伝わってくる。
 久しぶりに聴くソリストらしい岡本さんの音楽は、メロディーの歌い方が本当に心に響く。仙台フィルの知り合いも、初めて聴いて、今の純粋さを持ち続けてもらいたいと。また、これまで聞いたことのない、圧倒的に素晴らしいチェロだったと仰られた団員もいらしたと、漏れ聞こえてきた。仙台の方たちに、岡本さんの音楽を聴いていただけて嬉しい。
 残響の無いブラームス2番は、やはりアマオケが乱れるところはプロにも難しいのだと確認でき、ここならではの体験だった。
 仙台は初めて訪れる街なので、午前中市営の周遊バス券を使って少し観光もした。市営の周遊バスがあり、地下鉄乗り放題付きで900円の1日券を購入。仙台の道路は広々として、青葉駅近くの東北大理学部辺りを通ったとき、ドイツの大学のようで、日本語表記に一瞬違和感を感じたくらいだった。
 最後は定禅寺通の欅並木を通り、繁華街の説明を聞きながら、バスは仙台駅前に戻った。

指揮:ユベール・スダーン
ヴァイオリン:郷古 廉
チェロ:岡本 侑也
ピアノ:津田 裕也
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
ベートーヴェン:三重協奏曲 ハ長調 作品56
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73
仙台城跡
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国宝 大崎八幡宮
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陸奥国分寺跡 薬師堂
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終演後ロビーでお客さんと交流
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国立演芸場1月中席 [芸能]

 某賀詞交歓会の後、麹町の居酒屋で昼間からかなり飲んだ。そう言えば、国立演芸場は金曜のみ夜席があったな~と思い行ってみた。
 17時45分くらいに到着、入口でチケットを買うと指定席で、その場で画面から席を選べるようになっている。なぜか1列目のほぼ中央の席が空いており購入、入ると既に前座がやっていた。
 正月なのに少しお寒い入り、1/3くらいか。最近はあまり聞かない噺家のボヤキも出た。ここは上野・浅草や新宿のような盛り場でないので、フラッと入る人がいなくてやむを得ないかもしれない。
 それとこれは正月だからなのか色物が多い感じ。漫才ではなくコント風のものや、クラウンのパントマイム、太神楽の現代版?(洋装でやっている)もあって、私はあまり見たことが無かった。(普通なのか?)
 落語は3席、大分酒が入っており睡魔と闘う。定番替わり目、時そばのあと、トリの寿輔師のマクラまで何とか持ったが、その後爆睡して気付いたら9時お開きとなった。一番前なのに申し訳ない。隣席のご夫人はかなり気合が入った拍手していた。(B)

落語  古今亭 今いち
曲芸  ボンボンブラザース
落語  古今亭 今輔
奇術  瞳 ナナ
落語  柳家 蝠丸
ー仲入りー
クラウン びり&ブッチィ―
落語  三遊亭 圓馬
コント チャーリーカンパニー
落語  古今亭 寿輔
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6人の若獅子が集う 奇跡のチェロ・アンサンブル [コンサート]

 手放しで楽しく、この年齢になり、初めて"年忘れ"の気持ちを体験したコンサートだった。盛りだくさんのプログラムが準備さて、友人たちと幸せな満腹感を共有した。
 辻本さんを聞くのは、カサドコンクール以来だったが、存在感が抜きん出ており、辻本さん無しで、このコンサートはこれほど成功しなかっただろう。若い5人は、皆仲良しなのだろう、気持ちがそろっていて、それぞれに、小林さんの素晴らしいアレンジを楽しんでいるようだった。
 辻本さんのように重厚な音の日本人チェリストは、久しぶりに聞いた気がする。ストラディヴァリも素晴らしいのだろうが、重く中身の詰まった音質が本当に美しく、のびやかで、華のある音楽に、引き込まれた。若者たちは、テクニックや音色、歌いかたもそれぞれに、エンターテイナーのように、かつ純粋に、疲れを知らず、一晩中でも弾き続けてくれそうなエネルギーで熱演してくれた。6人の名手の個性を満喫でき、幸せな今年最後のコンサートとなった。
出演者:
辻本玲(vc)
伊藤悠貴(vc)
小林幸太郎(vc/arr.)
伊東裕(vc)
岡本侑也(vc)
上野通明(vc)
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赤*印 小林さん編曲
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